夏の煙突掃除 (4671)
今週は焙煎機メンテナンスウィークです。
昨晩は、いつも総仕上げの手前にする作業、煙突掃除をしました。
結構ね、この煙突掃除はハードなんです。
下写真は高槻店の焙煎機にある集塵機なのですが、その集塵機から上に伸びているのが煙突で屋根を突っ切って、3階建てビルの屋上まで伸びています。
集塵機の横に点検窓がありまして、そこ開けて煙突の内径と同じ大きさのワイヤブラシを入れ、そしてワイヤーをジョイントしていき高さを上げて行きます。
ワイヤーブラシをゴシゴシしてはワイヤーをジョイントして。
そうして3階の屋上近くまで、ゴシゴシしながら上部まで煙突内を綺麗にしていきます。
カスでいっぱいに
集塵機というだけあって、もちろんそこには受けがあります。
けっこう大きいのですよ、この受け。
ワイヤーブラシでゴシゴシしていくと、終わる頃にはその中に満杯になるくらい、煙突の内部に付いた脂汚れが溜まります。
とにかくですね、上に上に上げてゆくとワイヤーブラシは重くなるし、そしてせまいからやりづらいのあって大変です。
しかも集塵機は冷房のない物置に設置してますので、物置内は温度あつあつです。
店舗裏の物置に入って作業するので、防犯のため表の玄関も鍵を閉めて、室内は閉ざされた状態になり、更にあちあちです。
流石に昨日は疲れました。
冬と夏では夏の方が楽
でも夏の方が煙突内の脂汚れはさらっとしているので、ワイヤーブラシをゴシゴシするのは割と軽い力でいけるんです。
ワイヤーブラシがサァーっと動くのです。
しかし、冬ではその煙突内部に付着する脂汚れがベトベトしていて、ワイヤーブラシをゴシゴシするのも、上にあげていくのも抵抗が強く、けっこう力がいってしんどいです。
夏は暑さでもしんどいので、それをプラスしたらまぁどっこいどっこいですね。
時間がかかるのは総仕上げのメンテナンスで、焙煎機のバラしてですが、高槻店でのメンテナンスで一番大変なのは、煙突掃除と僕は感じています。
その煙突掃除も無事に終わり、綺麗できました。
煙突掃除をほったらかしにしていると、最悪の場合、火事に至りますからね。
美味しさもありますが、安全面でも大事な作業となります。
月曜日に焙煎機のメンテナンスを完成して、この夏も美味しいをキープします!
それでは、今回のブログはこの辺で。
どうぞ良い週末を。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
島 規之
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