美味しいを作るのに重要!コーヒーグラインダーのメンテナンス
何度もしつこいですが、9月と10月は閑散期。
時間的に余裕がある時こそ、やれることがある、ということで、精力的にちょっと時間がかかるようなこと、事務的なことで整理しないといけないこと、などなど行っています。
そして昨晩は、高槻店のメインのコーヒーグラインダー、コーヒーミルですね、であるマールクニックVTA-6Sのメンテナンスを。
分解して、洗えるところは洗って綺麗にし、内部にあるカッターに付着しているコーヒーの粉、それから粉の吹き出し口に付着している粉、などなど千枚通しやブラシなどを使用し、くまなく落としていきました。
ジャジャジャジャーン、綺麗になったでしょ。
思うに、分解してメンテナンスをしやすい、と感じるのは日本製のマシン、でも、こちらはドイツのメーカーですが、比較的分解しやすいのですね、ありがたや、ありがたや。
メンテナンスには、1時間もかかりませんでした。
岡町本店にこの仲間が配備されます!
このドイツのコーヒーグラインダーのメーカー、マールクニック社は伝統ある会社。
近々、このメーカーのEK43というタイプを岡町本店に導入する予定で、せっせとその資金を貯めています。
もしこのコーヒーグラインダーが故障したら、予備がない状態なので、今使っている岡町本店にある同じマールクニック社のタンザニアというものを使っているのですが、それを高槻店の予備隊とし、故障があっても、緊急に対して、味わいのクオリティをいつもと同じに保てるようにしていたいと考えてます。
ますます深化しますよー島珈琲。
はい、それでですね、コーヒーグラインダー、コーヒーミルのメンテナンスは美味しいには重要なところなのです。
その内部にあるコーヒーの豆を砕くカッターの切れ味が、粉の詰まりで、その能力をじゅうぶんに発揮できないとなると、味わいにも影響があるわけです。
なので、メンテナンスはこまめに、がコーヒーの美味しさにはまた重要となるのですね。
グラインダー、ミルで変わるコーヒーの味わい
僕の知っているコーヒーのミルのカッターの、その刃の種類は5種類。
この写真のタイプと、台形の刃が無数についているもの、それからコニカルというタイプ、見たことないけどローラーのタイプ、そしてプロペラタイプを知っています。
一般的には先に述べた2つのタイプが、業務用のマシンには多く、その刃によってもまた味わいが変わってきます。
同じ中挽きにしていても、濃くなったり、軽かったり。
粉の切れ方で、随分と変わるものなんですよ。
島珈琲では、コーヒーマニア時代から使用している富士珈機というメーカーさんのミルと、そしてメインはドイツのマールクニックといメーカーのものを使用しています。
僕の焙煎したコーヒーは、このグラインダー、コーヒーミルと相性がいいからです。
もちろん、僕が目指す美味しいをカタチにできるから、でもあります。
ということで、メンテナンスは味わいのために欠かさずやってますよー、という今回の内容でした。
そして、岡町本店がもう少ししたらまたパワーアップしますからね、というお知らせでした。
それでは。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
島 規之
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