*

どうしてコーヒーは粉にすると香りが弱くなっていくのか

公開日: : coffee

週1本はコーヒーのことを書くとお約束しまして
の3週目になります
今まではあまりコーヒーのことは書かないようしてました
なぜか? それはコーヒーマニアの店と
思われたくなかったからです
気むずかしいマスターが 気むずかしいこと言うような
そんな誤解を招くようなこと したくなかったです
コーヒーマニアのお店ではなく コーヒーを広く愛し
そして島規之が経営する島珈琲が好きだ
というお客様を中心に来て頂きたかったので 
まず島規之をわかってもらおうと
ブログをはじめたのですが
もう僕のお店 島珈琲を コーヒーマニアのお店
と思う人もだいぶと減ったと思うので
専門的過ぎずに 専門店からの視点ですこしかみ砕いて
いろいろコーヒーのこと書いていきたいと思います
では今日のお題 コーヒーは挽くとなぜ香りが飛んでいくのか
コーヒーはそもそも繊維質の固まりです
身近なモノで例えると 食器を洗うスポンジですね
顕微鏡でみるとコーヒー豆はあのスポンジのように
なっています
その気泡というか 繊維と繊維の間 隙間ですね
コーヒーを焙煎して間もないものには
コーヒーの香りであるガスがたくさん詰まっています
そのガスは いわゆるコーヒーを粉にする
つまりコーヒーをカッター(ミル)で砕くことによって
その隙間からガスが放出され と同時にあたりに香りをまきます
つまりカットすることで 香り成分が放出されるのです
カットされたコーヒーの粉の中にも
香り成分を含むガスは隙間に残っていますが
これも時間とともにゆっくりと抜けていきます
ですから まず粉にしたときに どば-っと香り(ガス)は放出され
残った香り(ガス)はゆっくりと粉から抜けていきます
だから時間が経てば経つほど香りはなくなっていくのです
ちなみに コーヒー豆は1グラムで6粒なのですが
これが挽くことによって 3072粒(粒子数)にもなります
コーヒー豆1粒の表面積は粉にすると16倍になり
空気に触れる面積も増え 酸化して劣化するスピードも当然
はやくなるわけです

劣化を防ぐための保存方法は冷凍保存がおすすめです
こちらのブログの記事で詳しく書いているので見てみてくださいね
http://shima-coffee.jugem.jp/?eid=1475
ということは 
まず焙煎したてが 新鮮であるということ
そして香りがあることは新鮮であるということ
香りがあるということはガスがあるってことになりますね
そうすると本来新鮮なコーヒーは
真空パックにできないのです
なぜか?真空したパックで中からガスが発生すると
真空が外れてくるから
つまり真空できるコーヒーは 香り成分であるガスがない!
ってことになりますね
真空パックで売っているコーヒーって・・・・
そいうことなんですね
なんとなく 鮮度と香り の関係 わかって頂けたでしょうか
またいろいろ書いていきますね
写真 新鮮なコーヒー豆(粉)をいれると
粉がハンバーグみたいにふくらみ
泡がたくさんたくさんでるんですよー


 

The following two tabs change content below.
アバター画像

島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

関連記事

知っておくと便利、水だしコーヒーのあれこれ

プロローグ コーヒーブームなのかな、最近よく店頭で水だしコーヒーについて聞かれることが多くなりまし

記事を読む

メンテンナスはコツコツと (4759)

先日、、高槻市役所の方が来られ、お店の前の歩道を掘削工事をすることのご連絡を頂きました。  

記事を読む

エスプレッソは深煎りで

昨晩は焙煎機のメンテンナスを。 帰るのが遅くなり、一人でご飯を食べていると娘がテーブルにやってくる。

記事を読む

当たり前が一番むずかしい

昨日は東京からコーヒー豆を仕入している商社の社長さんが、わざわざ高槻店においでくださいました。 &n

記事を読む

 岡町本店と高槻店の焙煎機での味わいの違いは? (4950)

モネとネリ。   月曜日の僕のお楽しみです。   モネは中之島美術館行きまして、

記事を読む

中煎りと深煎り、同じ200gでもパックの大きさが微妙に違うわけ (4664)

このブログの5000号到達まで、1年を切りました。 1日1ブログで進行した場合ですが・・・。 &nb

記事を読む

9月の季節のブレンド「夜長月」 (5069)

日曜日は日曜日だけが営業日のお店、豊中市にある岡町本店に来ましていつも通り10時より営業を開始してお

記事を読む

コーヒーの味をつくる焙煎機のダンパー

さぁ今日のブログのテーマは何しよ、とスマホの写真アルバムを見ていると、焙煎機のダンパーのショットがあ

記事を読む

島珈琲のブラジルはクラッシックタイプの味わい

本日は祝日ですがお休みです。   今日は家族でおばあちゃんの家に出向き、おばあちゃんと合流

記事を読む

雑味のないコーヒーを作る

本日は祝日、2月11日は建国記念の日ですね。 3連休初日の動きはどうかなぁとちょっと読めなかったので

記事を読む

僕の初コーヒー本できました!
ぜひ お読みください!

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト 島 規之

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト
島 規之

いつも身近にあるコーヒーに関する知識が満載!専門用語も少なく読みやすい!今までコーヒーに関心がなかった人でも興味を持っていただける楽しい内容です。あなたのコーヒーライフが更に楽しくなる一冊です。

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。 読者登録はこちら
twitter Instagram btn_hp
もしも シリーズのように (5507)

コーヒー豆の相場も気になるところですが、為替の動向も気になります。 &

好みのカップ (5506)

家のテレビが壊れそうなので、テレビを買うことにしました。  

日々の当たり前を大事に (5505)

今日1月19日日曜日は、日曜日だけが営業日のお店、豊中市にある岡町本店

無駄と思えば無駄に (5504)

例年1月は12月の繁忙期の反動で、だいたい閑古鳥なのですが、今年はあり

毎週コツコツ (5503)

今朝は久しぶりに自転車で自宅から高槻店へ通勤しようと、自転車をこぎ出し

→もっと見る

PAGE TOP ↑