農家さんはえらい!美味しいを作るのは良い原料だからこそ
ブログを続けていて良かった、と思う一つに、感性を磨けるから、というのが僕の中にあります。
なぜかというと、毎日書いていると、その分ネタになることを探さないといけないわけです。
もう習慣になっているので、探さないと探さないと、なんて意識せず、無意識になっています。
なので、普段しないことをするとピンとアンテナを立てて、妖気じゃ鬼太郎!みたいな感じに、ピリッとなるのですね。
昨日はカミさんのお友達からブドウを頂いたのですが、これがまた美味しいのなんの。
実は僕、アホかと思われるのは百も承知で言いますが、何かを食べる時、手を汚すのがきらいなんです。
このトラウマなんなんだろって過去を振り返り考えるのですが、特段、強烈な思い出があるわけでもなく、嫌な体験をしたわけでもないのですね。
ポテトチップスも箸で食べたい人で、手羽先もちょっと苦手ですね、料理は好きなんですけど食事中に手が汚れるのが嫌なんです。笑
誰しも、そんな変わっているところは1つや2つあるもんですが、その手を汚すのが嫌いな僕が昨日、ブドウが美味しすぎて皮を剥くのが嫌なことも忘れ、剥いて食べていたのです。
そこでこんな事を考えていました。
よう考えてはるなぁ
お友達のご実家からそのブドウは送られてきて、それをお裾分け頂いた、ここまでしか情報はありません。
なのでここから僕の勝手な想像で、その想像でそうだとしたらスゲーと一人で感動してたんです。
まず、皮がめっちゃ剥きやすいこと。
果肉がベロンと着くこともあるじゃないですか、皮に。
どれを剥いても全然実が着くこともなく、サクサク剥けるのです。
次にめっちゃ甘いのです。
びっくりしました。
口に入れた時、エビのプリプリの弾力のような、その果実。
これって、育てた農家さんはめっちゃいろいろ考えて、こうしたらいいんじゃないか、って試行錯誤しながら、みんながもっと美味しいと思ってくれるように栽培に力を入れていったんじゃないかなぁって、思ったのです。
何かを食べる時、手を汚すことが嫌いな僕なんですが、果物はコーヒーの勉強になるのと、せっかくの頂き物ですのでね、ありがたく頂戴し、そしてその美味しさにビックリしたのです。
美味しいコーヒーも一緒なんです
焙煎がー、抽出がー、って言うけどもやっぱりね、まず、農家さんがいろいろ考えて美味しいコーヒーになるように、工夫して栽培してくれているからこそ、美味しいコーヒーがあるんです。
もちろん、美味しいこそ売れるというのもあってですが、でもでも難しい自然を相手にして、栽培してくれている農家さん。
遠い遠い国で、顔も知らない方々が、1年に1度の実を一所懸命愛情込めて育て、採取して、そして精製して、いろんな人の手がかかりながら、僕たちのところに来るわけです。
むちゃくちゃ美味しいブドウを食べながら、ほんと農家さんに感謝やな、と思ってたことを今回は書きました。
手を合わせて頂きます。
いろんな生命に感謝して、作ってくれた人に感謝して。
モノの豊かな時代ですが、天地の生命と、そしていろんな人の手がかかって、美味しいがある、ということ忘れないでおきたいですね。
それでは、このへんで。
こころに響くコーヒーを
焙煎アーティスト 島 規之
いつもありがとうございます。
島 規之
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