申し訳ありません 価格交渉からの業務用卸しの相談は応じません!
違うんです、まぁちょっと聞いて下さい。
電話がかかって来て、「島珈琲さんはコーヒー豆の卸しはやってますか?」て聞かれたんですね。
ですので、はい、しておりますとお返事しました。
次にその電話の方は「今使ってるところの価格が高いから、卸してくれるお店探してるねんけど、いくらですか?」と。
僕はそれはお会いして味わいの相談を受けてからでないとちょっとなんとも・・・とお伝えしました。
それでも価格を教えて欲しいと言われ、価格をお伝えすると「今使ってるところより高いやん!」と言われて電話は終了しました。
愚痴じゃないんで続けますね(笑)
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。
まずは価格でなくて、味わいから
お商売をしていて、仕入れ価格はとっても重要です。
選ぶところのポイントにはなります。
でも業務用卸しの場合、価格で選ばれると結局、価格で関係が終わってしまうわけじゃないですか。
だって関係が価格だけですからね。
それって僕はどうかと思っています。
僕は僕の焙煎するコーヒー豆で、ちょっとでもこれを使ってくれるお店のお商売を応援したいと望んでいますし、僕のコーヒーがその方のお商売をちょっとでも繁盛するためのものでありたい、そう思ってますし、願ってます。
ですから、僕のという人間を気に入ってくれて島のコーヒーを使いたいから、味わいが気に入って使いたいと思ったから、というご相談に関しては喜んで応じます。
でも僕のコーヒーを飲んだこともない、僕のことを知らない、ただそれなりのコーヒーをそれなりの値段で仕入れたい、と思うだけならそれは相談に応じかねます。
島珈琲のコーヒーを使いたいから使ってる、僕の焙煎するコーヒー達だってそんなふうに思われてたら力をもっと発揮するでしょうし、その使ってくださるお店のために渾身的になるでしょう、きっと。
コーヒー豆は生き物じゃないですけど、大切にして貰える場所で、そして輝く現場で活躍してほしい、それが焙煎したものの親心です。
だから、価格先行の業務用卸しの相談には応じません!
キザかもしれませんが、僕は僕のコーヒーで沢山の人の喜びや笑顔を作ることを目標にしてますので、業務用卸しに関して価格だけで選ばれるのは心外です。
愛情込めて焙煎しているコーヒー豆を愛情込めてお客さんに淹れてくれる人に使ってもらいたいです。
そういうことなんですね。
たぶんこれを読んでくださっている皆様には関係のないお話ですが、今一度自分の心持ちを整理しておこうと思い、今回は書きました。
いや、あの別に、怒ってないですからね(笑)
そんな事を考えさせられた出来事のお話でした。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之

島 規之

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