接客の極意 会話に逃げ道を作ること
プロローグ
僕は自分の弱点を「協調性のないやつ」と捉えています。
ですので、人は大好きですが、人付き合いは下手くその部類にはいると思います。
そんな僕が「接客の極意」なんていうのも恥ずかしいのですが、お客さんと向き合ってどうしたら気持ち良く買い物することができるのか、をずっと追求してきましたし、今後もします。
そのうちのひとつを今回は書いてみようと思います。仕事にもプライベートにも応用できることだと思いますので、読んでくれている方にとってなにかプラスになれば嬉しいです
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です
会話に逃げ道を作る
これは自分にではなく、話している相手さまにです。
自分がこう思っているからこうですよね、というのは押しつけになりますよね。
日々ある会話ですと、その時の気候が僕は寒いなぁと思っていても、お客さんは暑いなぁということが頻繁にあるわけです。笑 ですから、「今日は寒いように思いますけども、どうですかぁ?」というように、どんな事でも、相手の思っていることを言ってもらえるような、投げかけを心がけています。
そうすると、そこから会話へのキャッチボールになるヒントになることをお客様が話してくださるので、つながっていくんですね。
テクニック的なことでなく気持ちの問題
お客様からコーヒー豆のオーダーを頂き パッキングをしているときの「間」が寂しいので、なんとなくしゃべりかけるようにして、いろいろ失敗しながらどうしたら気持ち良く買い物して頂けるのかを考えていたんですが、たどり着くところはテクニックではなく、「あなたが大切だ」という気持ちをもって接することが、結果、相手に喜んでもらえるかなぁ と思っています。
自分を理解してもらいたければ、まず相手を理解することからはじめよ。
こんな格言があるんですが、これもコミュニケーションにおいては大事ですよね。
人間はなぜ耳が2つで口が1つなのか。それは自分が話すことの二倍人の話を聞け という神様の思し召し と聞いたことがありますが、まさに人の話を聞こうとすること、理解しようとすること、これが相互理解の第一歩ですよね。
相手からではなく、まず自分から。 僕もなかなかできていないですけどね。
エピローグ
接客は100人いたら100人100模様。一筋縄ではいきませんが、そこに人のおもしろさがあったりすると感じています。
言葉って、たった一言で地獄に堕ちるような気持ちになれば、たった一言で空に舞い上がるような気持ちにすることもできますよね、だから言葉って注意していたいですよね。
そんな事を考えていました。
いつもありがとうございます
焙煎アーティスト 島規之

島 規之

最新記事 by 島 規之 (全て見る)
- コーヒーメーカーではペーパーフィルターを使い分けてます - 2022年7月1日
- 為替の行方 - 2022年6月30日
- 小学生からの友 - 2022年6月29日
関連記事
-
-
島さんにとってコーヒーとは何ですか?
さて1月17日火曜日は高槻店、臨時休業を頂きます。 16日月曜日と17日の
-
-
お代金を頂いているお客様からの「ありがとう」は励みです
今朝は半袖ですと少し肌寒く感じながら 自転車のペダルをこいでいました 大阪は久しぶりのお天気です い
-
-
学生時代の勉強は役に立たないか否かは、社会人にならないとわからない
寝る前に時間の余裕がある時は、本を読んで。 睡魔が襲うため、長くは読めないので、小説の一節だけ。
-
-
あけましておめでとうございます!
明けましておめでとうございます 本年もよろしくお願いいたします さて今日から高槻店 初売りでございま
-
-
似合わぬと言われても・・・
昨日は カフェBeのスタッフ懇親会で 高槻センター街にある ソレイユさんに行ってまいりま
-
-
売ろうとしない と、売れるという事実
皆さんは過去に野良犬に追いかけられた経験はありますか? 僕は何度かあります