日本人のDNA茶の湯の心と珈琲器具選びは関係あるのか
公開日:
:
大好き!戦国時代 戦国武将♪
はい 長いタイトルになりましたが
今日は僕が思う日本人が持つ 茶の湯の心と
コーヒー器具の選び方が なにがしつながっているのではないか
ということを記事にしますね
今まで僕は 千家や裏千家 というのが
千利休の流れであることを知りませんでした
言わずとしれた千利休は戦国時代を生きた茶人
日本の茶道が今のような盛んになる
きっかけを作ったのは織田信長です
信長は文化に対して幅広い理解を持っており
日本人の価値観を大きく変えた人でもありました
一所懸命という言葉が表すように
その時代の日本人は土地を多く持つことが価値であったけど
信長は「日本の土地には限りがある」と考え
「土地以外の価値のあるモノを大切に思う心を生むことだ」
とそれを茶道具に設定した
自分の手元に名のある茶道具を集中させ道具の値をつり上げた
そうなると高名な風流人たちの需要は異常なまでに高まり
さらに策を一歩進めて 「茶会を開く権利」というのを作り与えた
それにより土地の報酬を忘れさせ 信長の巧妙な価値の転換政策に
戦国大名たちは振り回された そういうお茶の歴史があったことを
先日知りました
で 僕は思うに「コーヒー」は日本人の「お茶」というカテゴリーに入ると
考え 日本人がもつ潜在的なお茶のDNAを持っている
と思ってますので コーヒーの器具選びにもそのDNAが作用している
と考えてます
今日はフレンチプレスとペーパードリップにスポットを当ててみました
フレンチプレスというのは 紅茶用の器具と思われていますが
実はコーヒーが先なんですよ
コーヒーの粉を入れ 熱湯を入れ 3分たてば ぎゅっと押して
注ぐだけ 簡単に美味しいコーヒーが出来上がります
この器具の良さは 簡単にコーヒーが作れて 特別な技術が
いらないということ
コーヒーには コーヒーオイル というのうまみ成分があるのですが
ペーパードリップですとそのうまみ成分をペーパーが
幾分 吸ってしまいます
ですからフレンチプレスは良い味を全て抽出することができます
しかし欠点があります それはどうしても
飲み干したカップに細かいコーヒーの粉がたまり
どろっとしたものが最後に残ります
金属の漉し器の目より細かい粉が すり抜けて
カップの注ぐとき 一緒に入ってしまいます
このカップに残った「どろっ」としたコーヒー粉が
僕個人で調査したところ 反応がよくありませんでした
お若い方はあまり気にならないようですが
特にご年配のかたは受け付けませんでした
こういう実験(たいしたことしてませんが・・・笑)から
お茶にはあまりないことなので
僕は日本人にはお茶のDNAがあると勝手に仮説しました
どんな器具にも一長一短がありますが
いろんな器具の実験をお客様と一緒にした結果
日本人にあうコーヒー抽出器具はペーパーだ!
と僕は判断しましたので
一応 おすすめのコーヒー器具はと聞かれると
ペーパードリップです とお答えしております!
すっきりした味わいは日本人好みかなぁって思ってます
コーヒー器具やコーヒー豆のことなんでもお気軽に
ご質問くださいね!
では 今日も最後までお読み頂きありがとうございます
焙煎アーティスト 島規之
器具もカップも コーヒーの楽しみ方は
たくさんたくさん!
島 規之
最新記事 by 島 規之 (全て見る)
- ビーンズショップ増えましたね (4914) - 2024年3月29日
- ゆったりソファが魅力 高槻・栄町にある「cafe あすてる」さん (4913) - 2024年3月28日
- コーヒーの味わい 一番変化するところ (4912) - 2024年3月27日
関連記事
-
好きな戦国時代小説を読んで、勉強になったこと
プロローグ ビジネスでは戦略という言葉をよく使いますが、いったい誰と戦っているのか? お客さま?
-
たぶん僕は豊臣秀長と気があうと思う
先日 体調不良で一日布団で過ごしたとき 本棚から豊臣秀長の歴史小説を読み直した
-
その時、歴史にコーヒーがあったなら~武田信玄とコーヒー~
プロローグ ようこそ!コーヒー戦国時代劇へ。 今回も「戦国時代にコーヒーがあったなら」の妄想時間
-
僕のSNSの状況を戦国時代で例えてみた件
プロローグ 僕はこう見えて(どう見てるのかな?笑)すごくアナログ人です。分類するとデジタルが分から
-
その時、歴史にコーヒーがあったなら~浅井長政は血迷うことはなかった~
プロローグ 週1回の僕の妄想ブログの時間がやってまいりました。コーヒー戦国時代劇へようこそ。 皆
-
その時、歴史にコーヒーがあったなら~戦国時代とコーヒー~
プロローグ 織田信長は家臣に合戦の褒美として茶器を与えたりしていた。 戦国時代では、褒美は土地
-
歴史上の人物であなたは誰と会いたいですか?
ということで 読者の皆様は誰とお会いしたいですか? 僕はというと 昨日のブログで戦国時代 戦国武将の
-
時代小説から学ぶ お店の事
実は、僕は時代小説が大好き。 特に戦国時代のことは大好きで、本を読みだしたら止まらないくらいです。
-
その時、歴史にコーヒーがあったなら~戦国武将とコーヒー~
プロローグ はい、今日は趣味のブログです。笑 好きな戦国時代のことと本業のコーヒーのことをかけ算
-
その時、歴史にコーヒーがあったなら~家康が九死に一生を得たのはコーヒーのおかげだった~
プロローグ 週1回の僕の妄想ブログ、コーヒー戦国時代劇にようこそ!こんにちは 焙煎アーティスト島規