売らない営業の人
さて、本日、日曜日は日曜日だけが営業のお店、豊中にある島珈琲 岡町本店での営業です。
高槻店が日曜日が定休日なのは、日曜日だけのお店 岡町本店の営業があるから。
岡町本店は僕、島規之が終日一人で営業しております。
こちらはコーヒー豆、コーヒーシロップ、ドリップバッグなどの物販のみのお店です。
高槻店を出店するときに、統合という手段もあったのですが、岡町本店があって高槻店を出店できたので、ね、まず始めに岡町本店のお客さんが僕を育ててくれたわけで、続けていくことが恩返し、と思っております。
ということで、本日はコーヒーシロップ無糖の仕込み焙煎、本日販売分も含め5時半起床で合計15回で60キロのコーヒー豆の焙煎をしました。
暑かった!笑
先日、買い物での話
あるものを買いにその売り場へ行きました。
担当の方とお話をしていて、商品のあれこれの説明を受けていました。
で、僕はこれは何ですか、だとか、付属する商品について多々質問をしました。
その方は、あなたにとって必要でないものは売らない人で、説明を受けいろいろ話をしていると、それは島さんには必要ないですね、と不必要なものは売ってこないのです。
普通、営業の人って、こちらが知らなかったら、なんやかんや言ってこちらが必要と思わないモノでも何とか売ろう売ろうとするじゃないですか。
その人は、説明した上で、その方に必要ないものは売らないです、と。
でも、そんなんじゃ上司に叱られるでしょ、と僕が聞くと笑いながら「ええ」と。
営業のスタイルはそれぞれ
僕もその方と同じで、不必要なモノは売らない、という姿勢を取ってます。
そりゃ沢山買ってくれたら嬉しいですよ(笑)、だけど、必要ないものは売りたくないし、納得して買ってもらいたい。
誰かから紹介してとお願いされれば、真っ先にその方やそのお店を紹介しようと思う、そんなお店でありたいですからね。
いらんもん買わされたって後から気づいた時は、二度とあの店に行くもんかってなりますもんね。
そのやり方では、数字が見えるまで時間がかかるかもしれない、でも僕がそのやり方をしてきて現在も、間違ってはなかったと断言できます。
その営業の方と、なんか意気投合して商品の説明よりも、仕事の在り方みたいな話で盛り上がり、僕に何しに来たんやったっけ、となるくらいでした。笑
営業のスタイルは人それぞれですが、自分に合うやり方で、そして大事なのはお客さん目線で見る考える、自分がもしお客さんだったら、立場を変えて考えられる、こうしたことがお客さんに喜ばれるじゃないだろうか、と改めて考えさせられたり。
ネットショップがここまで大きくなったのも、いくつかの理由の中の一つとして、余計なものを買わされない、というのもあるのかもしれませんね。
自分のお商売を見つめなおす、そんな機会があったことを書き記しました。
背筋をシャンと。
よし、ゆこう。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
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