実はスキがあった 僕がスキだらけだから 焙煎機にスキが見つかった
プロローグ
人は完璧よりもスキがあったほうが取っつきやすい 確かに僕もそう思いますし 自分を客観的にみればきっとスキの固まりのような人間かも知れない 笑
今日は独り言のようなブログに(いつもそうか 笑)なると思いますが よろしければお付き合いください
ちょっと焙煎機のご紹介
島珈琲には岡町本店と高槻店に1台ずつ焙煎機を設置しています 両方とも同じ日本のメーカーで同じ容量のモノですが 仕様を変えています
ですから たまに頭がこんがらがることもあります 笑
で 岡町本店の焙煎機は7年くらい前に買い換えたもので 高槻店ができた後もかわらず 日曜日になるとフル稼働で頑張ってくれています
少し専門的に言うと 岡町本店は半熱風方式の焙煎機ですが 釜の部分を厚釜にしています 2重にしているので2重シリンダーと呼ばれています 釜の下に熱源があるのですが 釜の熱伝導による焙煎の進行を極力弱め 釜の後方から熱風が入ってくるので その熱風で焙煎する方式です
高槻店のものは釜が鉄板ではなくパンチングになっており 釜の下の熱源から直接真上に熱風が釜内に入ってきます 釜の素材はステンレス仕様でし ステンレスは蓄熱をあまりしない素材なんですね
ですから 下から来る熱がパンチングを通り コーヒー豆に熱を与えていく焙煎になります
どちらの場合も共通しているのは 簡易的な熱風焙煎を行おうとしているところです
話がややこしくなるので止めておきますが 熱風焙煎は均一に火が入っていくので良いと考えています
ということでですね 少しですが仕様が違うので 焙煎のコントロール 作業方法も少し違ってきます
最近へんだなぁと思っていた
本店は岡町ですが 高槻店での焙煎をする時間が多いので 気づくのが遅かったんです
釜はカバーの中でぐるりんぐるりんと回っているのですが 隙間ができていたんですね
長く使っていると知らぬ間に隙間が空いてくるんです もちろんネジをしめて調整すればいいのです
それを行うのは簡単なんですね
コーヒー生豆には小さい小さい規格外のホントに小さい豆が紛れ込んでいることがあり 今まではそんなこと無かったですが その小さい豆が釜とカバーの隙間に入ってバリバリ割れることが数回ありました それを警告ととらず 「こんなこともあるさ」と流してしまっていたのでした
エピローグ
それが機械にダメージを与えることはありませんでしたが 味の面で前から思っていた「以前とちょっと違う」という問題がそこにあったんですね 隙間ができることで釜内部の圧力が変わりますので 味も変化してしまうのです ネジを回しスキを最小にすることにより あっというまに問題は解決されました
何でこんなことに気づかなかったんだろ?灯台もと暗しだなぁ とクラクションが鳴ったにも関わらず気づいていないこと そんなことよくありますよね
長くなりましたが このブログで皆さんに言いたいことは「問題の答えは案外身近なところにある」ということでした
皆さんも何か迷ったり 問題が起きたらまず身近なところをゆっくり冷静に見つめてくださいね
いつもありがとうございます
焙煎アーティスト 島規之

島 規之

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