カフェBeのお客様
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感謝!!
高槻郡家本町にある カフェBeは障がい者支援施設の食堂を利用し
地域に開放しているカフェである
そもそも地域に開放している という言い方が間違っているかもしれない
お店として出した以上
お店というのは誰のためのものか 誰のものなのか?
そうです お客様のためのものです
お店として出したそのときから すべてお客様のものです
経営者サイドの欲やエゴや自慢のためのものでなく
経営者サイドから誠心誠意をもってサービスをしたお客様から
「ありがとう」と言ってもらう場所です
その先に利益があるのです
僕はいつもこの言葉に悔しい思いをしている
「(施設)関係者以外の人でも(お店に)入っていいのですか?」
その言葉は福祉業界が歩んできた歴史の裏返しなのではないかと思う
お店を自分たちの都合だけを優先に考え お客様をないがしろにし
お客様が一番 と言う言葉を忘れた その現れの言葉が
「関係者以外の人でも(お店に)入っていいのですか?」
「一般の人は利用していいのですか?」
この一言にすべて詰まっているのではないか
そう思ったりしています
障害をもった方に雇用を 賃金を と 祭り上げて言うならば
内から インサイドから変わらなければ なにもかわらない
障害を持った方の水先案内人の役割が 彼らの人生において
どれだけ重要なのか その必要性をもっと考えたら
もっとよくなるだろう と思っている
僕は 社会福祉法人と契約してカフェの運営を任されているだけなので
実際にその仕事には第三者的な目で見て 関わっているようで
そうでない部分も多いので 偉そうなことをいうと叱られるかもしれない
でもひとつ言わせてもらうと
カフェBeのお客様はほんとにいいお客様だと断言できる
お店とは非日常を求めて行くモノだと思っている
ランチタイムは施設利用者さんも一緒にご飯を食べているので
カフェはとても賑やかだ
とても非日常を求めるお店だとは言えない
でも お客様はレジで僕に「ありがとう」と言って
お金を払い お店を後にする
そのお客様の「ありがとう」の意味をもっと噛みしめてほしいと
思っている そうすれば福祉はもっと変わっていくはずだ
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島 規之
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