ハンドドリップの味わいを安定させるために意識しておきたいこと
うちの奥さんがプライベートでやることがあり、それを徹夜でしていたのですね。
僕はどちらかというと徹夜は大の苦手で、歳を重ねてほぼ無理な状態になりました。
ほんの3時間でも睡眠をとらないと、まったく仕事になりません。
でもうち奥さんは徹夜でその物事を進めて、朝もケロッとしていて「すげぇなぁ」と尊敬してしまいました。
皆さんは徹夜ってどうですか?
時々奥さんのこと「すげぇ」と感心されている僕です。
これはのろけ、かな(笑)
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。
ハンドドリップの味わいを安定させるために意識しておきたいこと
味覚というのは日本人の場合、季節によって多少影響を受けていると僕は感じています。
春夏秋冬、それから季節の変わり目。
寒いときと暖かくなった時の味覚の感じ方も、微妙に違うと思うのです。
寒い場所には寒い場所独特の味付けの料理があったり、逆に暑い場所にも同じ様に。
気候によって欲する味わいが違うから、とか身体を気候から守るためにとか、人間の本能も左右してくると思うのです。
ですので、季節によって同じ味わいのものでも感じ方が違うわけです。
それを知っていると、今のような季節の変わり目なんかは、ちょっと味覚にいつもと違いがあったりするので、そう感じても動じなくなるわけです。
そうして味覚が微妙に変化するわけですが(おそらくです)、じゃ何を基準にそのドリップが正しかったのかとなります。
同じコーヒーでも季節や気候により味わいが変わるなら、どう安定させるべきか、と不安になりますよね、それをできる限り予防する考えがこちらです。
固定できる操作は必ず固定する
つまりです。
コーヒーポットにお湯を入れるならばいつもこれくらい、とか、ハンドドリップは蒸らし、そして何回か注湯するわけですが、その注湯する回数を3回と決めたらいつも3回で終わらす。
ドリップするときに「の」の字で注いでいるとすれば、それを何回グルグルするか、その回数も固定するようにする。
動作や量なので、固定できるところがあればまず固定することを意識するのです。
それに慣れて、無意識でそれが出来るようになれば、もし味わいに、あっいつもと違うよなぁと思った時に、淹れ方ではない他の要因になる確率が高くなるのですね。
それは自分の体調かもしれませんし、季節や気候かもしれません。
(僕の場合は焙煎や素材のことも含まれてきます)
つまり淹れ方を固定できれば、淹れ方のせいにしなくて済むのです。(笑)
楽しくやることがベストですが、そうして固定できる箇所があれば固定することをちょっと意識して、安定のドリップ達人を目指してくださいね!
それでは、このへんで。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
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