物事の効率を上げるには?
僕が高校卒業して就職したのは、中国料理店だったことはこのブログで何度となく書きました。
主にホール、ウェイターですね、として勤務してましたが、実は初めはコックをとして入社したのです。
中国料理の鍋をふる姿、炎を使う姿に憧れたわけですが、新入社員で打たれ弱かった僕は、調理場の仕事量の多さにすぐにケツをわってしまい、ホールに配属してもらったというわけなんですね。
もしこの時、僕がめっちゃメンタルの強いやつだったら、今はコーヒー屋さんではなく「島中華」なんてお店をやっていたかもしれないですね。
へい、チャーハンお待ち!
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。
副料理長から沢山のことを教えてもらった
厨房で働いていた、短い期間でのこと。
その当時の副料理長がめっちゃ怖かったのです。
言葉が少なく、厨房の中ってバーナーの音がゴーゴー響いているので、その言葉少ない副料理長の指示が聞き取りにくいのです。
しかも指示も短いから、聞き逃すことはできないのですが、聞いていてもまだよくわかっていない僕には理解できないこともいっぱいでした。
そんな副料理長ですが、鍋場が離れるといろいろアドバイスをしてくれました。
こわもてで、声も低く、五分刈りで、目が鋭くキッとにらまれると、ひぃっっと、なりそうなんですが、そんな副料理長のアドバイスは今でも脳裏にこびりついていますし、いまだに感謝しております。
1日1個でいいから何か覚えろ、1ヶ月でどれだけになる?3ヶ月で?1年で?ひとつ覚える意識があったらどんどん伸びる。
1年2年3年の差なんてすぐ埋まるからな。
仕事の効率の教え
いいか島、仕事ってな、その物事はある程度繰り返したら、だいたいみんな同じスピードになる。
ある程度に来たら仕事のスピードは一緒や、だけど遅い早いがあるのはなんでや?
早いヤツはな、その次に移るスピードが速いんや、これよく覚えてとけ。
その当時は解釈の仕方がちょっと違っていたけど、年数を重ね、そのたびその言葉を思い出し噛みしめるたびに、その言葉に感動したり、また違う意味を見つけたりするのですね。
段取りのことが大事ということを教えてくれてたり、先を見ろということを教えてくれてたり。
次に行くために、今の時点から考えておけ、ということを教えてくれてたり。
仕事の効率を上げる事とは、その作業をいかに楽にこなすか、楽しくするか、だと思うのです。
楽にこなすと言えば誤解があるかもしれませんが、楽にこなせるようになれるからこそ、次の高い段階を臨めるのですよね。
その上で、副料理長の言葉が今も僕の中で生きています。
効率を上げる、その物事を楽しむ、楽しめるように工夫する、ことかなと、副料理長に教えてもらったことや、今までの経験から今のところはその答えになっております。
さて喪中の葉書がよく届く時期となりました。
人生は限りあるモノと知らせられるわけで、そうするとやっぱり楽しんでナンボと思うわけです。
効率を上げるためにも、楽しむことをもっと考えてたいなぁ、そんなことをぼんやりと考えておりました。
それでは。
なんかチャーハン食べたくなってきたなぁ。
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
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