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島珈琲を開業して15年、コーヒーの状況はどう変わったか?

公開日: : coffee ,

島珈琲を開業したのは、僕が26歳の時。
2002年3月29日でした。

 

開業7年目にカフェBeのお仕事の依頼があり、続く10年目に高槻店を出店。
高槻店を出店したのは2012年11月21日でした。

 

高槻店はもうすぐで5周年を迎えます。

関係ない話ですが、独立してから結婚なんてできないと思ってました。
好きな事はしているけども、稼ぎがそれほどないし、当時は自分だけで精一杯だったんです。

 

26歳で独立って、そこを見ただけではすごく見えるのかも知れませんが、何も分からないヤツが勢いでお店を出してしまった、そんな感じなんですね。

全然売れなかったですもんね、開業当時は。

 

でも15年の歳月の中でいろんなことがあり、砂を噛む思いもしましたけど、飛んで喜ぶようなこともいっぱいありました。

 

たった15年、だけど15年。
僕自身の変化も沢山ありましたが、コーヒーの世界もいろんな変化がありました。

 

こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

 

 

一番はやっぱりコーヒーの価格ですね

 

岡町本店で資料を見ていると、開業当時の仕入れ価格表があったりして、それに目を通していると仕入れ価格がこんなにも今と違うのか、と改めてぎょぎょぎょ!となります。

 

マンデリンやエチオピアモカなどは庶民のコーヒー、みたいなところがありましたが、今や高級コーヒー豆と変化しました。

 

当時から個性的な味わいを持つコーヒーでしたから、逆に高級コーヒーになっても違和感はないと言えばないのですが、当時はそんな価格で買えたのか、と懐かしく思ってしまいますね。

 

当時は高品質コーヒーをスペシャルティコーヒーではなく、グルメコーヒーと呼ばれていて、だんだんにスペシャルティコーヒーの名が広く伝わっていき、グルメコーヒーという言葉は徐々に使われなくなりました。

 

2002年に開業した時は、コーヒー豆屋よりもどちらかというとラテアートなど、エスプレッソマシンを自在に操るバリスタの方に、スポットライトが当たっていたように思います。

 

いまでこそ、コーヒー豆屋(ロースター)も日向にでてきた感じがありますが、当時はどちらかというとバリスタとは対照的に日陰な存在、のような立ち位置でした。(悪い意味で言っているのではないですからね!)

おうちでコーヒーを淹れる方、飲まれる方も増えたように感じています。

 

当時では高品質で手が届かなかったような良いコーヒー豆も、現在なら僕のような小さなお店でも手に入れられるようになりました。
時の変化は、大変喜ばしいことです。

 

情報の量が変わった

 

僕が開業した当時はコーヒー豆を販売するネットショップは、今ほどの数ではなかったことを覚えています。
つなぎ放題って言っても今の若い方はピンと来ないかも知れませんね。

 

いちいち電話線に繋いでインターネットをしていたこと、今でも記憶しています、ピーヒョロローって音がなって。(笑)

 

それからネットが当たり前になり、そして今はスマートフォン。
コーヒーの情報も昔とは比べられないほどの量となり、その情報はカンタンに手に入れることができますよね。

 

当時、そもそもコーヒーの情報を出す人は一握りだったのですが、今や各種多方面から大量の情報が流れてます。

 

コーヒーの淹れ方が知りたかったら、調べたら沢山でてきますからね。
いろんな人のいろんなやり方が、滝のように情報は流れているということが、15年前と比べ大きく変わったことでしょうか。

 

そこで僕はコーヒー屋として、お客さんにどうお役に立つべきか。
コーヒーにおける情報に対し、僕がお客さんのフィルターになることができたらいいなぁと思ってます。

 

その情報に対して一部の人でいいから、島さんがこう言っているからこの通りやれば大丈夫やね、と思ってもらえる存在に。

 

情報過多の時代の道しるべ、もしくは水先案内人になれれば、15年の変化を見ながら、現在そんなことを思っております。

 

ほんと15年の変化、改めて振り返ればすごいですね。
スマホの存在なんて考えも及ばなかったですもの。

 

柔軟に変化に対応できるように、受け入れる事、そして変えないこと(信念)のバランスをとりながら、20周年を迎えることできるよう、島珈琲を続けて行きたいと思っております。

 

そんなお話でした。

 

あなたのコーヒーライフがもっと楽しいものになりますように。
焙煎アーティスト 島規之

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島 規之

島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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