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コーヒー豆を購入するとき、専門店で粉にしてもらった方が美味しいの?

今回は前回のブログ記事の続きのような内容になります。

 

昨晩は休肝デーでした。
家で晩酌するのが大好きな僕です。

 

実は週に4回休肝デーを最近 設けてみたのですが、酒飲みの僕にはハードルが高く、すぐ心が折れてしまい、現在は火・水・金曜日が休肝デー、木・土・日・月曜日が飲むデーに設定しました。

 

昨晩は休肝デーでしたので時間に余裕ができ、眠りのお供に選んだ本は藤沢周平さんの「闇の傀儡師(かいらいし)」でした。

 

傀儡師とは、操り人形を操る人のことを言い、この本のタイトルでは裏で手をひく悪いやつみたいな意味ですね。

 

この本は時代小説で、辻斬りにあった公儀隠密の秘密の文書を預かったことによって起こる騒動を、主人公が紐解きながら展開していくストーリー。

 

藤沢周平さんの言葉巧みな情景描写、スピード感溢れる殺陣、読んでいていつもその時代に吸い込まれて行く感じがします。

 

九月は別名・夜長月。
秋の夜長にオススメしたい一冊です。

 

 

 

こんちには 焙煎アーティスト 島規之です。

 

コーヒー豆を購入するとき、専門店で粉にしてもらった方が美味しいの?

さて前回のブログの内容の続きというか、補足のような感じで進めていきますね。
前回では、コーヒーを粉にするミルによっても味わいは変わりますよーというお話でした。

 

その中でお店にある業務用のコーヒーミル(コーヒーグラインダー)は、家庭用とはパワーが違いますと書きました。

 

 

均一性もあり、使用しているミルの刃も大抵業務用の方が良いです。

 

となると、家庭用のミルより業務用のミルの方が性能いいってことですよね。
それなら豆で購入し家で豆を粉にするよりも、粉に挽いてもらったものを購入した方がいいの?

 

ってなりますよね。

 

確かにコーヒーミル、コーヒーグラインダーの性能だけで言えば、大抵は業務用の方が機能的によいです。
(業務用のコーヒーミルを家庭で使われている方もいるかと思いますが、ここは普通の家庭用ミルを前提にお話をしていきますね)

 

しかしです!

 

やっぱり淹れる直前に挽く方がいい!

ここからは僕の視点です。
何回か同じ話をしていますが、やっぱり豆で購入してその都度ミルでコーヒー豆を挽く方をオススメします。

 

もちろん粉で購入する事を否定するわけではありません。

 

コーヒーの鮮度、という視点を持って話すとですね、粉と豆では劣化スピードが全然違います。
粉の劣化スピードは豆に比べて相当はやいです。

 

なぜか?

 

粉にすると表面積が一気に数千倍だったかな?増えて、空気に触れる面が豆よりも増えます。
なので豆で保存している方が比べると香りも味わいも、良いのですね。

 

挽く時の香りも、ミルをしているときに味わえる特別なモノですし、挽き立ては美味しいですよね。

 

ですので、コーヒー豆で購入し、ミルをする習慣がある方は引き続きそれでお楽しみ頂くのが、ベストだと僕は考えます。
ミルの機能性の比較よりも、淹れるその都度にコーヒー豆をコーヒーミルで挽く方が、はるかに良いです。
業務用のコーヒーミルの方が性能良いからといって、以前までは豆で購入していたのに、お店で粉で購入することに変更する必要はありません。

 

その都度挽くのが一番ですからね。

 

粉で購入された方は、コーヒーの袋が未開封でも冷凍保存することをオススメします。
という、今回は前回のブログの補足のお話でした。

 

秋の夜長に、手挽きのミルでゴリゴリするのも楽しいですよね。

 

それでは。

 

いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島 規之

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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