炎の達人
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日々他愛のないこと
僕は高校を卒業した後 すぐに就職しましたが
1つの仕事を永く続けることができず転々としていました
自分の生涯の中で一番続いている物事が 島珈琲なのです
転々しているとき ただ1つだけ 自分の中に持っていたものが
あります それは「火」を操れる人になりたい でした
火を自在に使いこなし それでモノを作りたい
なぜかずっとそれがありました
だから一時期 包丁の鍛冶を本気でしたいと思ったころもありました 笑
人と関わることも大好きで
今は火を操るコーヒー焙煎職人の仕事と接客販売の仕事
好きなことが二つもできて 僕はしあわせもんです ありがとうございます
昨日 今度は岡町本店の焙煎機 桜号の掃除
高槻店の焙煎機 誠号に続いてこの週 2台の掃除メンテナンスをしました
両方とも違うタイプなので 集中して掃除しないといけない場所が
多少違うのですが 今回は両機とも徹底して分解掃除
桜号に関しては今まで手の届かなかったところもわざわざ動かして
丁寧にしました
両機とも見違えるほど 排気の流れがよくなり バーナーからでる炎の
立ち上がりが綺麗になりました
今回2台の掃除を徹底してわかったこと
まだまだ 炎を扱いきれてないなぁーと実感
バーナーの根詰まりや 排気ファンの掃除が行き届いていなくて
炎の力を何割か減らしていたことがわかりました
今の火力がほぼ100パーセントなので 頭にちゃんと記憶して
炎の達人の域になるまでがんばりたいです
炎を自在に使い手になり もっと美味しいコーヒーを焙煎していきたいと
掃除をしていて思いました
いやぁ 人生まだまだ修行だなぁ-
写真は 昨日 家族で芥川の河川敷公園へ遊びに行きました
河川敷で電車が走る鉄橋を眺め なんだか風流な6月の夕方でした
島 規之
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