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お店が閑古鳥の時、僕はどんなことを考えているのか

公開日: : カフェオープンに参考になる話

お商売を長くしていると、季節によって流れがあるのを知り、この月は繁忙期になる、この月は閑散期になるというのが分かってきます。

 

もちろんその年によって、今まではその月めっちゃ閑古鳥だったのに、今年は繁盛した月になったわ、ということもあります。

 

近年、あくまでも自分の中のものですが、あまり過去のデータが参考にならないことが増えました、気候のせいかな。

 

ですので、「この月は○○」と、あまり構えず、流れに身を任すような感じで、繁忙期になれば繁忙期のスタンスになり、閑散期ならそのスタンスに、できるだけ柔軟にいるよう心がけています。

 

さて閑散日の過ごし方ですね。
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

 

 

仕事の仕組みと流れ

島珈琲は、コーヒー豆の店舗販売、高槻店はプラス喫茶業務、通信販売、業務用卸し、通販の業務用卸し、カフェBeの委託で受けている仕事、これらを日々こなしています。

 

高槻店が閑散な時の週は、日曜日の岡町本店が繁盛したり、高槻店が繁盛しているときは、岡町本店が閑散としていたり、両店なんとなく緩い流れの時は、通販が繁盛したり。

 

この繁盛したり閑散だったりのところは、基本コントロールできないところなので(できる場合もありますが)、身を任せるしか他ないのですね。

 

もちろん繁忙期・閑散期に関わらず、SNSやブログで情報などを投稿したり、コミュニケーションしたり(下手ですが)、はしてはいます。

 

閑散な時にしていること

お商売である以上、お金というのは切っても切れないところなんですよね。

 

閑古鳥な日が続くと、怖くなりますし、わっ支払いどうしよーとか、運転費が目減りするーとか、そんなことをやっぱり考えて不安になってしまいます。

 

そういうときこそ、心構えをどうするのかを考えます。
よって本から学びを得るために、読書することが多かったですし、今なおそうです。

 

だってコーヒーってゆとりの飲み物ですよね。
販売している僕が、なんか悩んでたり、買ってとは口では言わないけど、買って欲しいオーラがぶわっっと出てたら、なんか嫌でしょ。
ゆとりを持って販売して欲しいですよね。

 

なので、メンタルが大事なのです。

 

不安の波が押し寄せてくる中、平常心で心穏やかにする。
何が大丈夫かはわかんないけども、大丈夫、大丈夫と自信を持つ。

 

人生は戦いじゃないけども、1回負けたら終わりのトーナメント戦ではなく、トータルのリーグ戦、そう人生はトータルなんだ!と思ったり、とにかく閑散な時ほどメンタルが問われるので、そのメンタルをコントロールできるように、本などから学びを得ます。

 

繁盛しているときは、笑顔になるのは簡単ですが、閑散期で不安に支配されている時に、心の底から笑顔になるというのは、なかなかに困難です。

 

だからこそ笑顔、にもかかわらず笑う、なのです。
笑っているからこそ、幸せはやってくるのです。

 

ということで、お店が閑古鳥の時は、どうしたら笑顔でいられるのかな、ということをメンタル面も含めて、学びを得たりして考えております。

 

閑散期だからこそ、笑顔なのです。完

 

いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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