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昔のコーヒーは美味しかった!は、ほんとうなのか?

本日はこんなツィートをしました。

 

 

岡町本店は15周年を間近にむかえていますが、ベビーカーに乗ってお客さんと一緒に来られていた息子さんや娘さんが、高校生になったとか、今年受験ですとか、そのお子さんがめちゃ大きくなって御来店されたときには、時の流れの速さにびっくりしていまいます。

 

このツィートにつぶやいたように、改めて時間を大切にしたいなぁと思った次第です。
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

 

昔のコーヒーは美味しかったは、ほんとうか?

先日、お客さんとお話をしていて、昔のあの味わいのコーヒーを探しているんだけど、あるのかなぁ? とご年配のお客さんにそう言われました。

 

で、僕はこう返事させてもらいました。

 

「確かに昔のコーヒーは美味しかったと思います。昔のコーヒーには力がありました。深焙煎にしても押し寄せるような香りとコク、今のようなコーヒーのグレードに関係なく、言い方が悪いですがグレードがそこそこのものでもほんとに美味しかったです。」

 

で続けて、
「今はどちらかというと、コーヒーのクリーンな味わいを評価されるようになりました。味わいの透明度、雑味のなさ、というべきでしょうか。これが美味しいコーヒーの基準となっているように僕は思っています。」

 

それで、昔のコーヒーのような味わいのコーヒー豆が手に入るのか、というとたぶん今は手に入らないです、と答えしました。

 

そう言うと一瞬、残念そうなお顔をされたのが、チクリと針を刺すように僕の心に残りました。

 

なぜ手に入らないのか

コーヒー人口が圧倒的に増え、供給側も生産量を増やしました。
各国で生産量増えた今、昔のように土地が肥えていたのかというと、どうでしょうか。

 

少ない生産量でよく肥えた土地で育つコーヒーは、さぞかし香りもあり美味しかったと思います。
そして味わいに力もあったでしょうね。

 

僕が記憶できているのは25年前くらいのコーヒーまででそれ以前は知りませんが、それでもその時のコーヒーにはパワーを感じた事、今でも覚えてます。

 

ただ記憶というのは美化されることもあり、年を重ねる事にその美化にわをかけて膨張することもありますが、そこを差し引いても同じ事が言えます。

 

最近、コスタリカなど中米を訪問された商社さんがこう言っておられました。
産地も今、不安定な気候に悩まされていると。

 

昔にくらべて気候条件も変わっているので、当然味わいに影響があることかと思います。

昔が美味しかったのもわかるし、昔をいつくしむのも痛いくらいわかります。

 

ですが、僕の考えとしては、今あるモノを楽しむ方が今を楽しめるし、それがきっと幸せなことだと思うので、昔を求めることはちょっと置いといて、今のある美味しい味わいを十分に楽しもうする姿勢のほうがいいんじゃなのかなぁって。

 

なんか、えらそうにすみません。

 

今と昔、目の前で比べることはできませんが、今を楽しんで素敵なコーヒーライフをおくって欲しいと願ってます。

 

いつもありがとうございます。

焙煎アーティスト 島規之

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島 規之

島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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