コーヒーミルで粉にしたときに均一にならないのです
昨日は休日で、家族で有馬富士公園という場所に行き、娘に思い切り遊んでもらいました。
高槻から高速を使い1時間ほどのところ、新三田駅の近くです。
公園には卒業式を終えた今春高校生になる沢山の中学生が集まり、最後の思い出のイベントでしょうか、みんなで楽しそうに遊んでいました。
その中の何人かの女の子が、娘と一緒に遊んでくれて、娘は大喜び。
僕たちも娘の体力についていけてなかったので、願ったりかなったり。
中学生のお姉さんとお別れするときは、さんざん駄々をこねるほど娘は別れを惜しみ、振り返って思いだしてもとても有意義な時間を過ごせたこと、女子中学生の皆さんに感謝しております。
さぁ心の充電しっかりできました、今週も張り切っていきますね。
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。
コーヒーミルで挽いて粉が均一にならないんです!
と言うご相談をよくお受けします。
どうしたら均一になるのでしょうか。
ミルの性能?テクニック?ちょっとしたコツ?
皆さんはどれだと思いますか?
はい、答えはありません!ってそんなー ですよね。
粉を均一にする、というのはプロの持つコーヒーミル(コーヒーグラインダー)でも難しく、これはテクニックやコツで解決できるものではなく、機械(マシン)の性能になりますが、全く均一にできるコーヒーミルは僕は見たことありません。
基本どんなコーヒーミルもばらつきはあります。(めちゃくちゃ高性能で高額なコーヒーミルで限りなく均一にできるミルは存在しています)
ばらつきと味わいの関係
あまりにも目立つばらつきがあると、味わいにもばらつきがでると思います。
例えば、コーヒー豆を布にくるみ、くるんだ布ごとトンカチで叩いて砕いた、としたらかなりムラはでますし味わいにもムラが出ますが、市販されているコーヒーミルで挽いた場合は少し不揃いなだけで、ある程度揃っているはずです。
あとプロペラタイプの刃がついたコーヒーミルもばらつきが起きやすいですが、ミルしているあいだ上下に軽く振りながらすると、わりと均一に近づきます。
ほんとにある程度のばらつきなら、気にせずにもうドリップした方が良いと思います。
島珈琲高槻店で使うコーヒーミル(グラインダー)は自慢ではないですが、このミル当時 定価で100万円くらいするものですが、それでも見ると粉にばらつきはあります。
ある程度のばらつきは生じるものなので、あまりそこは気になさらずに、見て見ぬふりして大丈夫です。
あまりにも気になるようでしたら、セパレーターという器具があったと思うのですが、微粉(細かい粉)など取り除くものもあります。
ですが、それも含めて「この味わい」として捉えた方が、家庭で楽しむ場合、楽でいいかなぁと思っています。
とまぁなんかいいかげんなことを言っているようにも聞こえますが、見つめ出すとコーヒーは奥が深く、そして迷ってしまいますので、良い加減で楽しんでもらうのが一番だというのが僕の考えです。
ちょっとばらつきがるのも、また味わい、そんな感じで楽しんでくださいね。
今日はこのへんで、それではまた。
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
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