短所より長所を伸ばしてみる 好きこそものの上手なれ
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焙煎アーティスト, 縁は異なもの 味なもの 笑顔, 経営
昨日、僕と同い年で、僕と同じ様に自営業をしている友人と電話で話していたんです。
彼には島珈琲のホームページやブログなどのデザインやプログラムなどをお任せしています。
かれこれ10年くらいのお付き合いかと。
今回、ちょっとしたミスがあって島珈琲にちょっと損失のある出来事があったのです。
正直、僕もややこしいことをオーダーしていたので、僕にも非があると思い、ここは痛み分けということになりました。
そんなことをやり取りしながら、途中から経営について、お互いどんなふうに考えているのかそんな話になっていきました。
彼は今までなら自分で全て管理できたけども、今はプログラムが複雑化し分業にしないとできない、ある部分は誰かに任せないと解決できなくなったんですと言いました。
今回も彼の手に負える事案ではなかったので、僕を待たせたことに申し訳ない気持ちでいっぱいになったそうです。
で、いろいろ話しながら、僕は自分が楽しいと思えるところをどんどん伸ばしたらどうですか?
出来ないところは出来ないんだから、出来ないでいいじゃないですか。
だから、夢中になれるところをもっと伸ばしたらどうですか、などと偉そうにも言いました(笑)
好きこそものの上手なれ
彼も好きで始めた事業、僕も好きで始めたコーヒー屋。
寝食忘れるほどまでではないですが(ちゃんと寝たほうが仕事もきちんとできるしね 笑)、焙煎の話をしだしら止まりません、それくらい焙煎することが好きです。
短所ってね、マイナスの位置にあるわけじゃないですか。
0地点よりも下の所。
僕の不得意なのは、折り紙。
折り紙をそれにしようと思って努力しても、よくて0地点に行くくらいでそれ以上の伸びは期待できませんよね。
でも好きなことはどんどん好奇心も働いて、伸びて行く。
圧倒的に伸びて行く可能性があるんです、だから短所を矯正する時間があるなら長所を伸ばしていく方が、時間は有効に使えると僕は思うのです。
野球で例えると足が速いのにキャッチャーをしていたが、外野をコンバートしたら大成功したみたいな、ってちょっと違うかな。
夢中になることは何?
仕事って苦行になったらつらいだけじゃないですか。
マーケティングの師匠 藤村正宏先生がよく言われます。
「仕事に楽しい事をプラスしてみよう」と。
楽しいこと、得意なこと、好きなことを、仕事に組み込んでみると仕事が好きな事、仕事=好き事がなるのでは
と師匠の言葉を自分のフィルターに通して、いつも考えています。
好きこそものの上手なれ、好きなことは夢中になって知らぬ間に上達している、仕事に好きなことを組み込み、好き事になって楽しくなり、知らぬ間に成果がでている、そんな好循環が生まれると思うのです。
まずは長所は何か、そして長所を伸ばすところからその好循環は始まり出すのでは、そんなことをエクスマで学んでいる次第です。
長所ってどんどん伸びるから、自分にもそして誰かにもその発見のお手伝いができたらなぁ、なんて彼と話していて思っていたことです。
たぶん子育てにもいえることだねきっと、娘の長所を見つめて伸ばしてあげれたらいいな。
ということで、仕事に「好きこそものの上手なれ」を意識してみると良い循環ができるじゃないかなぁというお話でした。
それでは御機嫌よう!
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
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