*

喫茶用のコーヒーの味、家庭用のコーヒーの味、実は微妙に変えています

プロローグ

何の事か?というと、喫茶で求める味わいと家庭用での求める味わいは微妙に違うと思っているんですね。

 

コーヒーはコーヒーで一緒じゃないの?
そうです一緒なんですけど、微妙に違うのです。

 

島珈琲のお商売のベースにしているのは、家庭用のコーヒー豆の小売りです。
家庭でどんな風に飲まれるか、ここを考えて味わいに工夫しているわけなんですが、どう喫茶用と家庭用どんな風に考えて、味わいを変化させているのか、今回はここをちょっと説明したいと思います。

 

こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

IMG_2464

 

 

喫茶用のコーヒー豆とは

基本的にこれは僕の考えなので、一般的なことかどうかはわかりません。
僕の見解ですとね、喫茶やカフェってコーヒーを飲むのはだいたい1杯ですよね。

 

おかわりする事は少ないと思います。
ということは、作り手は1杯で満足するコーヒーの味わいを目指すことになりますよね。

 

ただ単に濃い味わいのコーヒーで満たすのではなく、また飲みたいね、美味しかったね、と思うような味わい。
これを一杯のコーヒーに表現する味わいを目指します。

 

家庭用のコーヒーとは

こちらは逆に、何杯飲んでも飽きない味わいに仕立てます。
というのも、家でコーヒーを飲む方は基本的に沢山飲まれる方が多いのが肌で感じてきたことです。

 

理由の一つとして、外で何杯もコーヒーを飲むと、経済的に大変なことになってしまいますよね。
例えば高槻店の喫茶は一杯480円、コーヒー豆は100g490円。
1杯分10グラム使ったとして、10杯分が490円、喫茶で10杯飲むと4800円となりますね。

 

コンビニコーヒーと比べても、家で淹れて飲むコーヒーはそれの半額以下でできます。

もちろん喫茶で飲むコーヒーのお代金には雰囲気や、僕がドリップするという価値もついていますけどね。

 

家庭用は1日何杯(限界はありますが)飲んでも飽きない味わい、すぐにおかわりもしたくなるコーヒー、こいう味わいを全体的にイメージし目指して、焙煎をします。

 

エピローグ

これをまとめると、喫茶やカフェ用は1杯で満足するコーヒー、家庭で飲むコーヒーは何杯飲んでも飽きない味わいのコーヒー、こいうことを意識して焙煎しています。

 

業務用卸しで販売するコーヒー豆はカフェやレストランのお客様がほとんどなので、1杯で満足するコーヒーを作ることを意識して。

 

基本的に僕は、島珈琲は、家庭で飲まれる方のコーヒー豆を販売を主としていますので、どちらかというと1杯で満足するよりも何杯飲んでも飽きない、そちらの味わいをつくることを重点にし意識しています。

 

こんな感じで意識しています。

 

商いは、あきないあじつくり

これが僕のモットーです。

 

 

薫る島珈琲をもう一杯。

 

 

焙煎アーティスト 島規之

 

 

マーケティングの師匠 藤村正宏先生のオリジナルブレンドを島珈琲がつくりました!光栄です!
エクスペリエンスマーケティング略してエクスマの創始者 藤村正宏先生のスコットブレンド

 

師匠のブログはこちら
島珈琲さんが作ったボクの「スコットブレンド」
http://www.ex-ma.com/blog/archives/4546

 

購入のご案内はこちら
藤村正宏先生のオリジナルブレンド・スコットブレンド販売します!
https://blog1.shima-coffee.com/?p=13679

 

IMG_1610

The following two tabs change content below.
アバター画像

島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

関連記事

中 とか 深 とか そもそもなんなのか?

 そもそもコーヒーの焙煎とは何なのか?コーヒーの焙煎とは コーヒー生豆を火であぶりコーヒー

記事を読む

グァテマラを中焙煎で焼き上げてみました!

オリジナルブレンドのオーダーがありまして、ラインナップにはない中焙煎グァテマラを焙煎してみようと思い

記事を読む

毎日、毎朝、コーヒー焙煎はいつも朝に

この間の暑さが嘘の様に、ここにきて朝晩がかなり涼しくなった高槻です。 焙煎が少し楽になりました。 &

記事を読む

急冷で作るアイスコーヒー

時々思うのですが、春から梅雨への季節の移り変わりと共に、味覚の切れ味もシュッと変わるのではと思ったり

記事を読む

まぁるくなったなぁ

 一昨年に島珈琲に入団した デッティングコーヒーグラインダー内野手 切れ味抜群のカッティン

記事を読む

美味しい原料を手にすればトキメキます

本日は月曜日ですので、岡町本店も高槻店も定休日で僕自身のお休み。 今日は今年最後のお休みになるので、

記事を読む

コーヒーも進化している

僕がコーヒー豆屋、島珈琲を開業したのは2002年、26歳の時でした。 ブログらしきものは2003年く

記事を読む

便利です!その道具は「メジャーカップ」

昨日、家に帰ると2階にいる娘がダダダッと玄関に降りてきて、おかえりー!と抱きついてきました。

記事を読む

クリスマスケーキにあうコーヒーは何?

プロローグ 月曜日は島珈琲のお休みになりますので、一足お先にクリスマスパーティを家族でしました。

記事を読む

旬のコーヒーをどう選びブレンドする?月替わりの季節のブレンド

人と人に相性があるように、またコーヒーにも相性があります。   今回この相性は

記事を読む

僕の初コーヒー本できました!
ぜひ お読みください!

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト 島 規之

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト
島 規之

いつも身近にあるコーヒーに関する知識が満載!専門用語も少なく読みやすい!今までコーヒーに関心がなかった人でも興味を持っていただける楽しい内容です。あなたのコーヒーライフが更に楽しくなる一冊です。

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。 読者登録はこちら
twitter Instagram btn_hp
今期のマンデリンを決めました (4941)

いよいよゴールデンウィークに突入ですね。   前回のブログで

ゴールデンウィークの準備はばっちりです (4940)

4月22日の月曜日がGW前の仕入注文の締めきりでした。  

悩むマンデリン (4939)

昨日は高槻店の焙煎機のメンテナンスを完了させました。   思

特にカーブは汚れが溜まりやすい (4938)

今日は7時に起きて家族で朝食を取ってから、すぐに高槻店へ。  

選択のマンデリン (4937)

日曜日は日曜日だけが営業日のお店、豊中は岡町本店に朝は7時過ぎに到着し

→もっと見る

PAGE TOP ↑