*

アイスコーヒーはなぜ深煎りのコーヒー豆なのか?

プロローグ

先日、こんなツィートをしました、僕の中では皆さんからとっても反応があったツィートです。

 

 

これはバーテンダーズマニュアルという、バーテンダーさんの読む本に書いてあったことなんですが、皆さんは美味しいと思う温度帯、ご存じでしたか?

 

さてアイスコーヒーは一般的には深煎り=深焙煎 のコーヒー豆を使用して淹れます。
なぜか?そして深焙煎じゃないといけないの?というところを今回はまとめていきますね。

 

IMG_2163

 

こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。
ちなみに氷を入れた冷水を計ると4.8℃でした。

IMG_2162

 

なぜアイスコーヒーは深焙煎なのか

アイスクリームを頭に想像して下さい。
カキーンと冷たいときに食べたら、美味しいですよね。

 

ゆっくり食べているとアイスクリームは溶けてきますよね。
それを舐めるとどうでしょう、そうです、結構甘いですよね。

 

冷やして食べたり飲んだりするものは、温度帯により味がぼけてしまうのですね。
ですので、冷やして食べるとき、飲むとき、それにあわした味作りをするので常温でそれを口にした時、濃い味になっている事が大半です。

 

コーヒーの場合は深煎りのコクのあるコーヒーで、濃い目に抽出するとそれができます。
夏は特に味覚が酸味を感じやすくなり、普段なら少量に感じる酸味も、夏はややきつく感じます。

 

ですので、苦味の効いたコーヒーの方が清涼感があって、のどごしが気持ちいいから、それも一つの理由です。

 

古今のアイスコーヒー

昔は更にコクを出すために、ロブスタというコーヒー豆をブレンドしていました。
もちろん今でもあります。

 

ロブスタというコーヒーはブレンドすると何とも言えないコーヒーの質感を生むことができますが、しかし味わいの品質はどうかな、と僕は思っています。

 

後口にピリピリ感を残し、いつまでも口の中に苦味を残します。
これを隠すためにミルクや砂糖を入れるのですが、ブラックコーヒーで飲んだ時は味わいにおいては僕の中では疑問符が付いています。

 

一般に大手が流通するアイスコーヒーにはこのロブスタは多用されますが、最近のコンビニコーヒーなど飲んでいるとこのロブスタを使っていないコンビニもあります。

 

ロブスタは低価格のコーヒー豆の為コストダウンの目的でよく使われるのですが、こうした事が近年ひっくり返るというか、一般消費者の方も美味しいコーヒーを理解されており、事実僕が耳にしている限りそのロブスタを使用していない会社のコンビニコーヒーが皆一様にあそこのは美味しいと言っています。

 

ですので、今のアイスコーヒーの美味しい主流は昔と変わってきている、どちかというとあっさり傾向かな、と感じています。

 

エピローグ

味わいの多様化もあり、別に深焙煎のコーヒー豆でアイスコーヒーを作るのがベストだ、ということでもなくなってきた、そう感じています。

 

現に島珈琲高槻店では、店内で飲むアイスコーヒーは3種類、酸味のあるコスタリカ、カフェインゼロ、そして深焙煎の苦味のもの、があります。

 

酸味のコスタリカはなんかコーヒーというよりかはフレッシュジュースみたいな感じもして、コーヒーらしくないのですがこれはこれで美味しく、結構人気があります。

 

今までの常識では、アイスコーヒーには「深焙煎」でしたが、いろんな焙煎度合いのコーヒー豆を使ってアイスコーヒーを作るのもまた新しい味わいがあっていいと思います。

 

もしかしたら、新しい出会いがあるかも知れませんね!

 

それでは、また次回。

 

 

薫る島珈琲をもう一杯。

 

 

いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之

 

 

マーケティングの師匠 藤村正宏先生のオリジナルブレンドを島珈琲がつくりました!光栄です!
エクスペリエンスマーケティング略してエクスマの創始者 藤村正宏先生のスコットブレンド

 

師匠のブログはこちら
島珈琲さんが作ったボクの「スコットブレンド」
http://www.ex-ma.com/blog/archives/4546

 

購入のご案内はこちら
藤村正宏先生のオリジナルブレンド・スコットブレンド販売します!
http://blog1.shima-coffee.com/?p=13679

 

IMG_1610

The following two tabs change content below.
島 規之

島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

関連記事

この道具を選ぶわけ ひとつひとつに意味がある

明日14日から15日の2日間 加賀温泉 山代温泉 宝生亭という旅館で おこなわれる合宿セミナーに参加

記事を読む

一杯の美味しいコーヒーで焙煎の重要度はどれくらいなの?

何度か書いてきましたが、僕はコーヒーマニア上がりなんです。   焙煎が楽しくて

記事を読む

たまにはマニアックに

 さて昨日は難波にある富士珈機さんにお邪魔してきました 新型焙煎機のテストローストに はつ

記事を読む

3つ穴ドリッパーと円すいドリッパーの決定的な違いは何?

昨晩は家に早く帰れる日だったので、お土産にたこ焼きを買って帰りました。   た

記事を読む

コーヒー豆の鮮度って何なのか?

プロローグ 来年にコーヒー本を出版するため、原稿を毎日コツコツ書いています。 そんな中でコーヒー

記事を読む

コンビニコーヒーとハンバーガーチェーン店のコーヒーを飲み比べて思ふこと

研究しているわけではないのですが、ふとコーヒーが飲みたくなればコンビニなどで飲むようになりました。

記事を読む

買う気スイッチ

 今日はお知らせです 島珈琲がお薦めするコーヒーメーカー メリタJCM-512のお得なご案

記事を読む

「有り難う」の言葉を見て思ふに

こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です 写真は漫画カメラで僕を撮った図 いろん

記事を読む

ペーパードリップで1杯分を作るよりも、2杯分を作ると濃い味になるのはなぜか?

プロローグ 今回はペーパードリップで1杯分 コーヒーの粉10グラム~12グラムで140cc作る場合

記事を読む

あなたはどう飲んでる?コーヒーの飲み方を考えてみた

喫茶とは喫煙の「喫」とお茶の「茶」を足して喫茶、喫茶店とは喫煙とお茶ができるところという意味ですが、

記事を読む

僕の初コーヒー本できました!
ぜひ お読みください!

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト 島 規之

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト
島 規之

いつも身近にあるコーヒーに関する知識が満載!専門用語も少なく読みやすい!今までコーヒーに関心がなかった人でも興味を持っていただける楽しい内容です。あなたのコーヒーライフが更に楽しくなる一冊です。

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。 読者登録はこちら
twitter Instagram btn_hp
エクスペリエンス・マーケティング創始者
藤村正宏氏 公認ブレンド
スコットブレンド
焙煎は焙烙(ほうろく)でもできるんですよ

僕は滅多にコーヒー教室をしないのですね。 なんで?と言われるとあまり

コーヒーと健康とダイエットのお話

昨晩、娘が耳が痛いと泣き出す。 奥さんが救急の病院に電話をかけてみる

今年の夏の標語も「笑う門には福来たる」です!

梅雨が明け、夏本番となりました。 昨日の高槻は36℃という気温で、蝉

夏のコーヒー豆・粉の保存で気をつけたいこと

最近なぜか子供の頃、初めて行ったプロ野球観戦のことを思いだすんです。

アイスコーヒーは専用の豆で淹れないといけないの?

今朝はゆっくり目に起きました。 繁忙期は娘が起きる前に家を出るのです

→もっと見る

PAGE TOP ↑