*

中煎り(中焙煎)と深煎り(深焙煎)の決定的な違いとは

プロローグ

もちろん味わいの違いもあります。
中焙煎は爽やかな酸味と僅かに感じる苦味のコントラスト、深焙煎は苦味の中に隠された甘み、少し時間が経ったときチョコレートかと思うような味わい。

 

国による味わいの違いはあれど、それぞれにある程度の共通した焙煎度合いの味わいがあります。

 

その差が決定的にわかるものがありますので、良かったらちょっと見てみてくださいね。
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

ドリップバックのマイルドとビターを仕込みました

島珈琲の主力の商品の一つでもあるドリップバック。

 

IMG_1612

 

以前までは片がけでしたが、次ロットから両がけタイプに変更になります。
ちょっと淹れにくいなぁと思っていた方、お待たせしました。
これで随分と使い勝手が良くなるはずです。

 

IMG_1605

 

さて、このドリップバックには2種類あってマイルドとビターがあります。
マイルドは中焙煎、ビターは深焙煎です。

 

いつも10キロのコーヒー生豆を焙煎し、出来上がったコーヒー豆を九州の工場へ送り、そしてパック詰めしてもらってまた帰ってきます。

このドリップバックの仕込み焙煎をしていて、あっこれわかりやすいなぁと思ったのでお見せしますね。

 

決定的な差それは・・・

こちらの写真、汚い字で申し訳ありませんが見てください。

IMG_1611

 

 

上の赤枠がドリップバックマイルド、下がビターです。
赤枠の右から2つめの数字が焙煎後の数字です。

 

上マイルドが計10キロのコーヒー生豆を焙煎して、出来上がりが8454g。
下ビターが、同じく8176g。

 

ほぼ同じ条件で焙煎をして、出来上がりに約300gほどの差がでます。
深焙煎の方が焙煎時間が長いため、熱にさらされている時間が長い事になり、豆に含まれる水分がより多く蒸発する、ということになるんですね。

 

昔、なぜアメリカンコーヒーが浅い焙煎のものだったかというと、アメリカは独立戦争か何かの時にコーヒー豆の輸入が制限された、でもそれを多くの人に飲んでもらいたかった。
つまり深焙煎よりも中焙煎、浅焙煎の方が水分消失量が少ない為により多くの杯数が取れるから、という理由があったからなんですね。

 

エピローグ

これを知った上で、中焙煎、深焙煎、それぞれのコーヒー豆をかじってみると、中焙煎はウエットな感じで固め、深焙煎はドライでサクッって感じの歯ごたえを認識して貰えると思います。

 

豆知識として知っておくと面白いかなぁと思って書きました。
それでは、また次回。

 

 

薫る島珈琲をもう一杯。

 

 

いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之

 

 

マーケティングの師匠 藤村正宏先生のオリジナルブレンドを島珈琲がつくりました!光栄です!
エクスペリエンスマーケティング略してエクスマの創始者 藤村正宏先生のスコットブレンド

 

師匠のブログはこちら
島珈琲さんが作ったボクの「スコットブレンド」
http://www.ex-ma.com/blog/archives/4546

 

購入のご案内はこちら
藤村正宏先生のオリジナルブレンド・スコットブレンド販売します!
http://blog1.shima-coffee.com/?p=13679

 

IMG_1610

The following two tabs change content below.
島 規之

島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

関連記事

コーヒーを淹れるお湯の温度

 たまにはコーヒー屋らしく コーヒーの記事を今日は コーヒーを入れるお湯の温度はいったい何

記事を読む

どうしてドリップするときに「蒸らし」をするのか

プロローグ だいたいブログのネタは前日までに用意、できなければ朝のうちに考えて、10時に高槻店をオ

記事を読む

ブレンドの作り方 考え方

こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です   昨日 高槻店での喫茶部門 夏のナ

記事を読む

いつもコーヒーの味が違うんだけど、いれ方が悪いのかなぁと思うあなたへ

プロローグ 今年はほんとに気候が不安定ですね。 お身体の調子、崩されていませんか?朝晩まだまだ肌

記事を読む

コーヒーミルによってコーヒーの味は変わるのか?

プロローグ 僕の道具の中で、味において焙煎機の次に重要なモノは、コーヒーミル(コーヒーカッターとか

記事を読む

コーヒー豆の中に茶色い「皮」が入っていた。異物なの?

プロローグ 先日、岡町本店に友達が来てコーヒー豆をストックケースからビンに移し替えている時に、「何

記事を読む

比べるところがコンビニコーヒーになった

昨日は福祉のお仕事をされている方を対象とした、コーヒー講座をカフェBeで開催しました。 &nb

記事を読む

味と香りと男と女

プロローグ 1日2杯の酒を飲み 肴は特にこだわらず マイク来たなら微笑んで 十八番をひとつ歌うだけ

記事を読む

絵心

 ないなぁ~ と 昔から思っていました 学生のころ 美術の時間が大嫌いだった 人生とは後悔

記事を読む

コーヒー豆にも表作・裏作があるの?

表作、裏作というのは同じ畑などで、1年通じて二毛作したときの先の時期の収穫、後の時期の収穫のことを指

記事を読む

僕の初コーヒー本できました!
ぜひ お読みください!

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト 島 規之

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト
島 規之

いつも身近にあるコーヒーに関する知識が満載!専門用語も少なく読みやすい!今までコーヒーに関心がなかった人でも興味を持っていただける楽しい内容です。あなたのコーヒーライフが更に楽しくなる一冊です。

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。 読者登録はこちら
twitter Instagram btn_hp
エクスペリエンス・マーケティング創始者
藤村正宏氏 公認ブレンド
スコットブレンド
コーヒー豆も生きている

昨日はお休みでした。 お昼までは少し仕事を。  

始めは小さい焙煎機からのスタートだった

日曜日は岡町本店へ。 僕は高槻市に住んでいますので、早朝に出発し高槻

コーヒー豆の大きさは美味しさに比例するのか

ブログを書くときはその時の気持ちも随分と影響するモノで、嬉しいことがあ

コショウの挽き方とコーヒーの挽き方を比べる

コショウについてはあまり詳しくないので、知ったようなことは書けないので

古材に囲まれてコーヒーを愉しむ

毎日が割とリラックスして過ごせるのは、これはコーヒー屋の特権かもしれな

→もっと見る

PAGE TOP ↑