カフェをオープンしたいあなたへちょっとアドバイス ~経営や技術と同じくらい大事な1つのこと~
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カフェオープンに参考になる話
プロローグ
自営業を初めてから、一つよく分かったことがあります。
基本、全ては自分でやらなければいけない事です。
僕の場合、妻と二人やっている状況なので(本店と高槻店は)、経営からマーケティングの勉強、発注から仕入れから値決め、管理から帳簿から何から何まで、自分でやります。
分かってはいたけども、いざやってみると大変ですよね。
でも、これは自分が決めて選らんだ事、自分がやらなければ誰もやらないし、何も進んで行きません。
個人経営の場合、どんな事、どんな時にも「覚悟」がいるなぁともうすぐ開業して14年になりますが、未だにそう思います。
こんにちは 焙煎アーティスト島規之です。
経営において大事な事の一つとは?
なーんだよ、それ。と思われるかも知れませんが、掃除です。
飲食業なら特に掃除は重要です。少ない人数で営業をしていると、いろんな事で手を取られます。
仕込みや段取りなど、どうしても先にやらなければならない事を優先してしまい、掃除がおろそかになる事が多いです。
そうならない為に普段からの意識付け、そして習慣づけが必要になります。
掃除なんて当たり前じゃないか、やってるよ。そう思われる方が多いと思いますが、あと一歩だけ踏み込んでよく見てください。
案外、埃が溜まってたりするんです。
どうして掃除を強調して言うのか?
僕の経験なのですが、「島さんのお店は入る前から美味しいってわかるわ、伝わってくるわ。」
と過去何人かのお客さまに言われました。これはお店の造りの事を言ってるのではありません。
朝、店の表周りをほうきで枯葉、落ち葉、吸い殻など掃除し、水を巻きます。
お天気が悪くなければ、これは必ずする事なのですが、水を巻いて入り口を綺麗にしておく事はお客様に好印象を与え、綺麗にしている=お客様を大事にしている、その事が伝わるようです。
水巻き、いわゆる打ち水は、埃を立たないようにする事もありますが、場を清めるという意味もあります。
お客様が入り口に来られる場を打ち水で清め、清らかにした場所をまたいでもらう。
これもお客様をお迎えするための一つの接客だと思います。
エピローグ
すぐに伝わることではありません。毎日毎日飽きずにコツコツと掃除する姿を見て、あそこのお店今度行ってみようかな、になるんだと思います。
美味しいを繰り返し思ってもらうには、まず「お店が綺麗」と言うことが前提になると思います。
今回は記事は自戒も込めて書きました、僕も日常からもっとお店の掃除をしよう、と。
あなたがお店を持ったとき「掃除」の事、大事にしてくださいね。
この記事があなたのお役に立ちますように。
カフェやレストラン、業務用卸しもしておりますので、いつでもご相談下さい。
072-669-8284 火曜から土曜 10時から19時の間 僕、焙煎アーティスト島規之が担当です。お気軽にご連絡下さい。あなたのコーヒーのお悩み、一緒に解決しましょう!
いつもありがとうございます。
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
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