その時々の頂きを愉しもうじゃないか
プロローグ
今朝は、ギャラクシーブックの担当者さんと初打ち合わせがありました。
迷ったら、結局 好きか嫌いかで決めることが正解 と去年7月に行った合宿セミナーでエクスペリエンスマーケティング、略してエクスマの藤村正宏先生が言われた名言をノートを書いていたのを見て思いだした。
一瞬やるか、やらまいか迷いましたが、おもしろそうなので、文を書くことが好きなので出版してみることにしてみました。
商業出版なんで、いわゆる印税という僕の人生にはまったく無関係だと思っていたものが、手に入るようになるらしいです。ですからもちろん文を作る労力と、構成や編集してもらうための結構大きな費用が必要となります。
覚悟を決めて取り組みたいと思います。そして本が完成した時に手にとった人が「面白い、楽しい!」と思ってもらえるように、僕も心底この制作を楽しんで取り組みたいと思います。
完成は1年後を目標に。
ブログをいつものように書きながら(笑)、本を完成させたいと思います。
タイトル何にしよ・・・
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。
僕のコーヒーパッケージの横にはこんなことが書いてある
「焙煎を究めるため産地の農園で働いた男の店 島珈琲 焙煎アーティスト島規之」と。
コーヒー焙煎を生業にしている人は、僕の知るかぎり「求道者」の方が多く、僕もそのうちの一人です。
美味しいコーヒーを求めるため、焙煎を勉強し、原材料のコーヒー生豆を勉強し、産地のことを知り、産地の情報、世界のコーヒー動向を調べ、そして生きる道、哲学のことまで考えている人が周りに多いです。
焙煎をやっている人は案外 類は友を呼ぶ みたいで、似たような人、似たような趣味を持った人が結構多いです。それはどうでもいい話です。
究めるため、だけど、究めることが出来ないのが道
なんでもそうなんだけど、究めた!と言うとその地点がゴールであり頂上であると思うんです。
そう思ってしまうと、もうその上がない。
つまり進歩がないと思うんですね。
焙煎をしていて、100回に1回もないのですが、「これすげぇ、完璧や!僕 天才ちゃうか?」とほんの一瞬だけ自惚れるくらいドストライクの焙煎ができることがあります。
でもね、そこで満足してしまったらそれ以上進歩がありませんよね。それに、これはすごいと思っていても、次の瞬間からもっと美味しいのができるんじゃないか、そう思ってしまい、また新たに次の頂きが向こうにそびえてくるんですね。
技術はそうして、高まっていくんですね。
エピローグ
たぶん一生、コーヒー焙煎を究めることはできないだろうけど、その時々の頂きを楽しみながら、お客さまに喜んでもらえるコーヒーであり、お店作りであり、接客を究めるために日々精進したいなぁと今日は日記なブログになりました。
がんばります!
いつもありがとうございます
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
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