道具はいつもピカピカに 道具は職人の魂ですからね
プロローグ
お客さまや機械関係の方によく言われます。「島さん、いつもマシンをピカピカにしてはるね~」と、えっへん。
当たり前といえば当たり前なんですが、やっぱりね、見た人が気持ちいいじゃないですか。油や汚れでくすんでいるよりも、ピカッと輝く方が。
道具はいつもピカピカに。もともとそんな気性で子供の頃から自転車を磨いたり、大人になればバイク、磨けば光るモノを磨くこと、僕はとっても好きでした。見てるとなんだかウキウキした気分にもなりますしね。
お店ですから綺麗で清潔に は最低限のマナーですから磨かれて当然なんですけど、褒められるとやっぱり嬉しいですね。こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。
モノを大事にすることとは?
モノを大事にすることは、人を大事にすること。人を大事にすることは、モノを大事にすること。
モノを大事に出来ない人に人を大事にはできない、そんな僕の哲学(ってエラソーですね すみません)があって、モノを大事にしているワケなんですが、
モノをつくる時、作り手の気持ちはモノに伝播します。嬉しい気持ち、悲しい気持ち、イライラした気持ち。モノを作るには大抵道具を使います。気持ちは道具を通じてモノへ伝播します。ですから道具やマシンはモノへ作り手の気持ちを移す時に、クッションになったり、フィルターになったりします。
人間だからイライラしたときもあるわけです。つまり普段から道具を大事にしていれば、クッションになって僕のイライラをいくらか減らして伝播してくれているんです。ですから、気分がへこんでいる時でも、ちょっと不機嫌な時でも、コーヒーの焙煎を味のストライクに導いてくれるワケなんですね、モノやマシンを大事にしていると。
ちょっと精神論っぽいですが・・・
でもほんとにそうだと思ってます。笑 機械をいたわり、マシンを大事にし感謝することで、良い仕事をしてくれるんです。
あとは綺麗にすると言うことは、マシンの細部をよく見るということになりますので、故障する前の異変など発見しやすい、そんないい効果もありますね。
モノを綺麗にすると心も磨かれる と言うメリットもありますよー♪
エピローグ
とにもかくにも、お客さまが居心地の良い空間で気分良く過ごしてもらえるように、掃除をしたりモノやマシンをピカピカにしているんですが、思わぬ副産物があるのを知っている、それが僕がピカピカにしているワケなんですね。
そしてそれを通じて一番ピカピカさせたいのは「自分の心なんです」といえば気障でしょうか?笑
いつもありがとうございます
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
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