*

そもそも深煎りとか中煎りとか、なんなのか?

プロローグ

僕たち職人が当たり前に使ってしまう言葉ほど、案外お客さまには理解されていないと思います。
理解してないのに、「そんなの業界では当たり前やん」というような態度で接客されると、どうでしょう?

 

お医者さんに症状を医者用語で話されても、ちんぷんかんぷんなのと一緒で、プロ用語をかみ砕いて言えて、わかりやすく伝える人こそほんまもんのプロではないのか、そんな事を思います。

 

ということで、深煎りとか中煎りとはそもそもなんなのか?という話をしたいと思います。前にも書いた記憶があるような・・・笑
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

中煎り・深煎りをわかりやすく

まずは、中煎り=中焙煎・ミディアムロースト・ミディアムハイロースト・ハイローストなどなどの別名があります。
深煎り=深焙煎・ダークロースト・シティロースト・フルシティロースト・フレンチロースト・イタリアンロースト。一部職人の間では「深焼き」。シティロースト・フルシティローストは中深煎りとも言われます。

 

一般的には中煎り・深煎りが多く使われているように思ってます。スター○ックスさんとかでは深煎りはフルシティローストとかダークローストとか呼ばれてましたっけ?

 

何を目安にするとよいか?

一番はコーヒー豆の色ですね。中煎りは赤茶色っぽい豆色で、それから焙煎が深く、または強くなれば、だんだん黒色に近づいていきます。

 

中煎り・深煎りの違いは焙煎されている時間の長さ、火に焙られている時間の量、熱カロリーをどれだけコーヒー豆が浴びたか、という差ですね。

 

中煎りでは爽やかな酸味が目立つ味わいで、深煎りに向かって行くごとに酸味が薄れ、甘み苦味がだんだんと目立ってくるそんな感じです。
コーヒーの液体の色も同じく、中煎りは赤茶色、深煎りになるごとに黒っぽい色になります。
写真右が深煎り、左が中煎り。液体では分かりにくいですが粉の色を見ると右の深煎りの方が粉の色も黒っぽく濃いでしょ。

IMG_6873

 

ちなみにカフェインの量は深煎りの苦いコーヒーのほうが沢山含まれているように思われていますが、実際は中煎りの酸味のあるコーヒーのほうが多く含まれています。でも、僅差なんでそれで何かが変わるってことはありません。
カフェイン摂取を控えたいからといって、中煎りのコーヒーにしたとしても、深煎りのコーヒーを飲んでいてもそれはほとんど変わりません。それをちょっと頭の隅に置いといてくださいね。

 

エピローグ

中煎りは豆は赤茶色。液体も赤茶色。味は酸味がある爽やかな味わい。香りも比較的軽く甘酸っぱさを感じるような感じです。
深煎りは豆は深ければ深いほど黒っぽい。同じく液体も。深ければ深いほど味は苦味を増していく。香りも深煎りが進めば苦味を含んだヘビーな感じになっていきます。

 

これが中煎り(中焙煎)と深煎り(深焙煎)の違いです。

 

何かコーヒーのことでわからないことがあれば、何なりとお店で僕に聞いてくださいね。

 

いつもほんとうにありがとうございます
焙煎アーティスト 島規之

The following two tabs change content below.
島 規之

島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

関連記事

コーヒーポット(ドリップ用のポット)の選び方3つのポイント

プロローグ 昨日、お客さまからコーヒーをドリップするときに使うポット。これを選ぶときに何を気をつけ

記事を読む

ブレンドコーヒーはチーム力だ!

シングルオリジンというのは、単一農園産のコーヒーを指します。   もし僕がブラ

記事を読む

接客力アップ!

 次年度(4月から来年の3月まで)の自分の課題に 「接客力アップ」を掲げることにしました

記事を読む

どうして食後にコーヒーが欲しくなってしまうのか

プロローグ 朝ご飯の時はパンと一緒にコーヒーを口にしたりしますが、お昼や夜は食後にコーヒーが欲しく

記事を読む

はなのしたがのびーーる!

 最近 日記がご無沙汰になっているいます こんばんは いかがお過ごしでしょうか? さてです

記事を読む

なぜ ライオンなのか?

島珈琲のロゴマーク なぜライオンなのか? ライオン丸が好きだったとか ハワイのライオンコーヒーに影

記事を読む

水出しコーヒー用のコーヒー豆はどれがいい?

水だしコーヒーというと基本的にはアイスコーヒーだと思っていますが、先日お客さんが水出しコーヒーをレン

記事を読む

コーヒーにも位があるの?コーヒーの格付けのあれこれ

今日は日曜日。 日曜日は日曜日だけが営業の岡町本店へ。   週1日の営業なの

記事を読む

香る!ドリップでアイスコーヒーを美味しくする「ちょっとしたコツ」

プロローグ 今日はバタバタしていまして、いつものようなしっかりとしたブログを書けそうにないのですが

記事を読む

カフェをオープンするときのコーヒー選びも相談にのります!

今朝は奈良県奈良市より、落語喫茶 古々粋亭(ここいきてい)を近日オープンするオーナー井上雅博さんがご

記事を読む

僕の初コーヒー本できました!
ぜひ お読みください!

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト 島 規之

ドリップコーヒーの健康と秘密を明かす焙煎アーティスト
島 規之

いつも身近にあるコーヒーに関する知識が満載!専門用語も少なく読みやすい!今までコーヒーに関心がなかった人でも興味を持っていただける楽しい内容です。あなたのコーヒーライフが更に楽しくなる一冊です。

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。 読者登録はこちら
twitter Instagram btn_hp
エクスペリエンス・マーケティング創始者
藤村正宏氏 公認ブレンド
スコットブレンド
今年の夏の標語も「笑う門には福来たる」です!

梅雨が明け、夏本番となりました。 昨日の高槻は36℃という気温で、蝉

夏のコーヒー豆・粉の保存で気をつけたいこと

最近なぜか子供の頃、初めて行ったプロ野球観戦のことを思いだすんです。

アイスコーヒーは専用の豆で淹れないといけないの?

今朝はゆっくり目に起きました。 繁忙期は娘が起きる前に家を出るのです

コーヒー焙煎はどこが面白いの?

コーヒー豆屋さんは(島珈琲は)、どちらかというと夏は閑散期です。

続・ペーパーフィルターの保管方法

久しぶりにコーヒーを美味しく飲むために、基本的でとっても大事なことを書

→もっと見る

PAGE TOP ↑