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コーヒーシロップ純情物語

プロローグ

明日、今年2回目のコーヒーシロップ無糖の252本分の仕込み焙煎をします。それがどうやって仕込まれ、商品になるのかを今回は記事にしたいと思います。

 

こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です。

 

まずコーヒー生豆48キロを焙煎します。出来上がりは水分が飛ぶので約38キロになります。焙煎を1回することを1バッチといいます。僕の焙煎機 岡町本店の桜号は、最大の焙煎が4キロですので、12回×4キロの焙煎を行います。1バッチ15分半くらい、焙煎したコーヒー豆を冷却するのに3分くらいかかるので、大方1クール20分です。これを12回です。

 

ですから、時間にして暖機の時間あわせて、4時間半くらいの時間です。

 

コーヒーシロップは春夏主力の商品

焙煎止め、つまり釜からコーヒー豆を出す温度が227℃。岡町本店は住宅街にあるため煙の迷惑問題を未然に防ぐために、アフターバーナーという煙を焼く機械を設置しています。特にアイスコーヒー用などの深焙煎は焙煎中の煙がすごいんですね。(写真よりももっとすごいです!ちなみにこれは高槻店の煙突です)

IMG_1915

 

そしてその2台が稼働していると、めっちゃめちゃ暑いです。笑 でもそれが嫌なら焙煎士はつとまりません!

 

当日営業分も焙煎するので、コーヒー生豆60キロ相当の焙煎するので、終了に近づくにつれて集中力が途切れそうになります。しかしそこはベテランとして要所要所は集中していますので、ノープロブレムです。

そして出来上がった焙煎豆を袋詰めして、やく1週間ほど寝かします。

IMG_5379

 

なぜ寝かすのか?

1週間寝かした後、此花区にある工場にもって行き、抽出加工・瓶詰めをしてもらうわけですが、その工場での抽出は38キロのコーヒー豆を一気に180リッターを抽出します。その際、水蒸気の圧力を使いコーヒーの液体を押し出すような感じなのです。

 

コーヒー豆には鮮度よいほどガスを多く含むのですが、そのガスが抽出の時、水蒸気の圧力を押し返す抵抗になってしまいます。つまりガスが反発するんですね。ですから抽出がスムーズではなくなります。

 

よって、コーヒー豆に含む炭酸ガスを落ち着かせるために、1週間寝かします。そうすると味わいもなめらかになるんですね。

 

エピローグ

そうして工場で加工されたものは、1ケース12本入りで21ケース分になって帰ってきます、おかえり。
1本720ml この1本に贅沢すぎる約150グラム分のコーヒーが濃縮されています。
4倍の牛乳でこのコーヒー濃縮液であるコーヒーシロップで割ると24杯分とれます。

 

今年は知名度もちょっと上がってきて、コーヒーシロップ無糖のどんどんお客様の手に渡っています、いっぱい笑顔をつくるんだよー!

 

IMG_5386

 

僕の愛情が詰まった1本。そして僕の想いに純情に育ってくれた1本。暑くなってきましたので、これをかき氷にかけると美味しいので、それを今度ここで紹介したいと思います。

 

お楽しみにー♪

 

いつもありがとうございます

焙煎アーティスト 島規之

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島 規之

島 規之

珈琲焙煎を究めるために ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後 2002年にコーヒー豆専門店 自家焙煎 島珈琲 を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し  日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に 「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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