やっぱ新しいほうが美味しいねん
プロローグ
今朝 上宮天満宮にお詣りし 神棚にあった去年のお札をお返しし新しいお札を頂きに行きました
手を合わせ 「今年もたくさんの笑顔が僕の周りに溢れるように」そうお願いをしてきました
娘が突飛なことをして 嫁さんと僕が笑う 娘はそれを見て笑い 僕たちは娘のその笑う様子をみて笑顔になる 笑いって笑顔って伝播しますよね 幸せな気分になりますよね
家族だけでなく知人にも 知人だけでなくお客様にも 自分が笑顔になるからそれが伝わって笑顔になる まず僕が笑顔で皆さんをハッピーにできるように 僕の周りを笑顔でいっぱいにしたいとお詣りに行くといつも思います
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です
コーヒーにも新豆 古豆がある
今回はコーヒーの原材料であるコーヒー生豆の話です 2007年にブラジルへ農園視察に行きました 目的地まで移動に1日半かかり着いた場所は ブラジル・ミナスジェライス州 こちらのコーヒーの生産量はコロンビア1国分に相当する量です
そこで頂いたサンプルのコーヒー生豆を資料とともに7年近く眠らせていました 見てみると「まっきっき」でした 写真左が古い豆です
コーヒー生豆は特に賞味期限というのを設けていませんが お米と一緒で1年サイクルでの言葉があります
新しい豆 ニュークロップ 収穫から1年経った生豆 パーストクロップ それ以降のものオールドクロップ
お米と一緒ですね 新米・古米・古々米
入る時期はいつ?
コーヒー世界各国に生産地があるので 各国によって新豆が届くのはバラバラですが 大方日本には2月頃から7月くらいの間に輸入されてきます
で 新豆と古豆どちらが美味しいかというと やっぱり新豆の方がパワーがありますね 味・香りとともに
ただし何でもかんでも新豆がいい というわけではなく新豆から2~3ヶ月経った後 じわーっと味が強くなるコーヒー生豆もあります 新豆から1年風味があまり変わらない丈夫なものもあります
ただこれはお客様が選択できない というのが難点で この記事の説明がどうしたらお客様のお役にたつのか考えました
焙煎している人が直接販売しているところはそれを把握しているので 「美味しい新豆とか入荷していますか?」とやんわり聞くといろんな話がきけるかも知れません ので ちょっとそんな時間がありそうな場合は
聞いてみたら世界が広がるかもしれませんので 参考にしてみてください
エピローグ
銀座にある「カフェドランブル」さんというお店があります 新豆をわざと10年近く寝かし熟成させオールドクロップにしたコーヒーをカップで飲ませてくれる関口さんという方がおられました
僕らの世代ではコーヒーの巨匠と呼ばれる方で その方の目利きは素晴らしくどうして10年後の味を想像できるのだろうと思っていました 1度お会いしたときはとても優しい笑顔で会釈してくださり 感激したのを今も覚えています
新豆が美味しいと書きましたが 素晴らしく美味しいオールドクロップ(古豆)を飲ませてくれるお店もあります ある意味 神業ですけどね
天国の関口さんから教えてもらうことができるなら(笑) 挑戦したいなぁなんて想いながら 今日はこの記事を書きました
いつもほんとうにありがとうございます
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
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