最初から良いものを使うと　後でちょっと苦労した

こんにちは　焙煎アーティスト　島規之です

僕は2009年から3年半の間　障がい者支援施設に併設するカフェ　カフェBeに常駐していました
こちらのお店は僕の所有物ではなく　いわゆる運営を島珈琲に委託されているカフェです（現在も）
よく僕のお店と思われていますが　オーナーは僕ではありません

このオープン当時　僕は岡町本店とは別に新たな物件を探していたのですが　その時に委託の話を頂いてお受けしました

お店をはじめるつもりでしたので　エスプレッソマシーンなどを揃えていました　まさか委託の依頼を受けれるとは思いも寄らなかったので買ったマシンをどうすることもできず　それをそのまま設置しました

そのマシーンはかなり高性能のものでした　焙煎の腕前はそこそこでしたが　エスプレッソにおいてはまだまだ発展中のレベル　僕にとってはそのマシーンは僕の腕前よりも上にあるものでした

オープン前にたくさん練習してそれなり操れるようになりました　時を経て　高槻店を出店の時　別のエスプレッソマシーンを設置しました　マシンのレベルはミルクをスチームする力では前者の方が上なんですね

ですから　スチームミルクを作るメニュー　カプチーノではなかなか上手にできず手こずりました

最初からよいマシンで慣れてしまうと次に使うマシンの力がそれ以下の場合　なかなか上手にいきません
性能に頼ってしまっていて　自分を腕を磨くのを一段階飛ばしてしまっているからなんですね

今のマシンに慣れるまでほんとに時間がかかりました

これは別にマシンだけに言えたことではないなぁ　なんてふと考えました
若いうちに苦労はしておけ的な話ではありませんが　人は便利なもの頼ってしまうとアタマを使わなくなる傾向があると思います　よくある話で言えば携帯電話のおかげで友達の電話番号を覚えなくなったとか・・・笑

もちろん僕も文明の力に依存しているので偉そうなことは言えないのですが　最初から良いモンを使おうと思うより　まず身の丈にあったものを選び　それをマスターして次に行く　このことを丹念にしておかないと結局　どこかでその楽したぶんのとばっちりが飛んでくるんだね

何事も1段1段上がって行かなければ　結局飛ばして上がってもそのつけ必ずやってくるもんなのですね
やっぱりコツコツなんだな人生は

とカプチーノのふわふわつやつやミルクをスチームを作っていて　そんなことを考えていました

毎日コツコツこつこつ

いつもありがとうございます
焙煎アーティスト　島　規之

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島 規之

珈琲焙煎を究めるために　ハワイ島のコーヒー農園で通算6ヶ月働く その後　2002年にコーヒー豆専門店　自家焙煎　島珈琲　を開業 焙煎を究めるアーティストを目指し　　日々珈琲焙煎と向き合う 「のほほんと心穏やかに」をモットーとし お客様に　「美味しいコーヒー豆と愛を届けること」に毎日全力を注ぐ

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