当たり前は「当たり前でない」事に気づく時
こんにちは 焙煎アーティスト 島規之です
昨日は僕のスマートフォンに速度規制が12時間ほど課されてしまいまして 何を閲覧するにも繋がる速度が遅くとっても「なんぎ」しました
普段 こうして使い慣れているモノが突如当たり前でなくなるとき 当たり前であることが当たり前でないことに気づく
僕は高校を卒業して西宮市にある中国料理店に勤めました 僕がちょうど就職した1年目に阪神淡路大震災がありました
お店はかなりのダメージを受け 復旧するには多くの時間を費やしました 大阪に住んでいた僕は通いながらお店の掃除や片付けなどし 再開できる準備をコツコツしていました
水もない 電気もない ガスもない この時初めて普段目の当たりにしている「当たり前」が当たり前でないことを大きく気づく体験をしました
家に帰れば 何事も無かったかのように水や電気ガスが使える でも出勤すれば何もない状態 このギャップに当時は相当苦しみました 普段の生活や仕事で 何かでふと当たり前が無くなる瞬間にこの経験を思いだし 当たり前にあることを感謝しなければ と過去に目を向けることになります
家族の存在もそうだし お客様の存在もそう そして友人知人もそう
いまある時間 今やるべき事 今ある笑顔の時間 今ある環境
だいたいは無くした時にその存在の大きさを知ることになります
そうならないためにどうすべきだろうか?
部分的に当たり前を無くした時 そっと考える時間を優しく与えてくれます
月並みな言葉ですが 「やはり今を大事に生きる」 ということ
当たり前のことは突然当たり前でなくなるときがあるかも知れない
そう思うと どんなことも大事にできたり どんなことにも優しくなれたり 思いやりを持てたり
と・・・いきたいところですが 当たり前を無くした時しばらくはその気持ちを持つのですが 人間の良いところか悪いところか 忘れてしまっている自分がいる
幸福は物事の味にあって 物事そのものにあるのではない
幸福になるのは自分の好きなものを持っているからであり
他人がよいと思うものを持っているからではない ラ・ロシュフコー
自分が好きなものに囲まれ 生活し そして大好きな仕事をしながらその生活を支えていることができていることに 今一度感謝して 今日も明日もお客様に笑顔を向けようと思ってます
笑顔になれてない時もあるので 今一度反省して
ふと当たり前を無くした時にいつもこんな風に考えさせられて 自分を見つめ直しています
今日もありがとうございます
焙煎アーティスト 島規之
島 規之
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